これぞヘビーノベルの真髄

<憎しみの始まりを 君は知らない それなのに 渡されたそれを 君は次の人へと手渡していく>

名言ですね。

愛と憎しみ。どちらが人間を生かす力となるのか? 
考えさせられてしまいました。
愛だと思いたいところですが。

他国や他民族への憎悪が、
国民のアイデンティティーになってしまうことが恐ろしいです。

この小説に書かれていることは、現実の世界で今起きていること、
起ころうとしていることです。
もちろん、日本も無関係ではありません。

無知と無関心は罪だと反省せずにはいられません。

力強いメッセージと作者様の祈りが伝わるような、
素晴らしい作品を読むことができて幸せです。
心に重く響きました。
まさに、ヘビーノベル。





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