作者に共感できれば十分にあり

初めて読む作品の筈なのに懐かしい感じがした。
80話辺りで懐かしさの正体がわかった。
それはア〇ギの解説回を見ているときの気分だった。
読んでいて地の文の語りに共感できれば作品に没入できると思う。

大魔王就任式でノーマルモードと魔王モードの両方を目撃されているのに後の設定でノーマルモードが大魔王だと巷に認知されていない等の矛盾はあるけど世界観はしっかりしているので場面をイメージしやすい。

敢えて気になる点を一つだけ挙げるならセナビア魔法学園のメンバーは主人公を居ないもの扱いしていたのに急に慣れ慣れしくなるのが気にかかる。
しかもアヴァロンで合流する時点でも蔑称のアンノーン呼びを止めない辺り、ダクリア勢に聞かれたらヤバいのではないだろうか。

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