セガサターンをレビューしてみた。思い出も含めて。

六恩治小夜子

第1話「セガサターンって何?」


セガサターンとはセガ・エンタープライズ(後のセガゲームス)から発売された家庭用ゲーム機であり、一般的にはサターン、SSなどと呼ばれる。

94年11月22日に発売され、価格は44800円である。




名前の由来はセガの6番目のコンシューマゲーム機(家庭用ゲーム機)であることから、太陽系第六惑星・土星から来ている。ほぼ同時期に発売されたPSやNINTENDO 64と共に次世代機戦争を戦った一人だ。




有名ソフトは「バーチャファイター2」で日本国内ではミリオンセラーを記録した事も。当時はポリゴン全盛期でゲームセンターでは誰もがバーチャファイターの斬新さに驚きながらも受け入れ、楽しんでいた。それが家庭用でできるとあり、その衝撃は凄まじいものがあった。今から見ると雑なポリゴンだと思われるが、当時としては最高峰の出来栄えだったのだ。




ソフトは全てCDーROM形式。ただ、このCDーROM、なんとそのままPCで再生できるのだ(一部のゲームを除く)ゲームはできないけれど、ソフトによっては開発秘話が書かれていたり、ゲームで使用された音楽を聞けたり、警告音声があったりした。サクラ大戦のCDでは真宮寺さくらが警告メッセージを流していたな、懐かしい。





記録はメモリーカードではなく、本体かパワーメモリーという記録カセットなっている。本体でも記録はできるが、ボタン電池によって記録が保たれる。つまりボタン電池が切れたらセーブデータはアウトだ。寿命が大体1年ぐらいなので、それまでに持ってるソフトをクリアしておく必要がある。データが残っているのに交換しても勿論、記録は消えてしまう為だ。パワーメモリというサターンに指すスーファミのカセットのデカイ版のがあるにはあるが…割と高値で手が出なかった。おまけに接触不良も多く、何度も抜き差ししていると記録が消えてしまうことも。一部のゲームではそれ専用のパワーメモリーがないと遊べない物も。




本体にはスケルトン仕様の物もあれば、白サターンという物もある。筆者が所有しているのは灰色と黒のカラーの初期型であり、未だに壊れていないスグレモノだ。




セガサターンソフトには一部全年齢はない、指定作品も存在している。

18歳以上とされていてエロゲかと期待した人もいるだろうが、ハッキリ言ってエロゲーは無い。当時はポケモンショックが社会問題としてニュースでバリバリ報道されていた時代だ。そんなこともあり、ゲーム業界に世間は厳しい目を向けていた。その為、18歳以上というセガサターンソフトがあっても、性描写をかなり抑えた表現になっている。





藤岡弘演じる「せがた三四郎」を覚えている世代も多いだろう。

97年11月から98年11月までCMで放送され、一躍話題となった。

最後にミサイルを止めるせがた三四郎が止めるシーンは呆然となったが…。

知らない方はyoutubeでぜひ「せがた三四郎」と検索してみてね。




しかし、セガサターンは父親が何故か買ってくれたゲーム機で。

ねだってもいないのに…小学校高学年の時に買ってくれたものだ。

思い出を振り返りつつ、ソフトのレビューをしていこう。





















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