オチで一気に別次元へと引き戻されたような感覚になり、「光」に包まれた気分になり、爽快でした。秀逸であり、綺麗で素晴らしい作品だと思います。
お芝居が好きです。ですので小説より脚本を書きたい時分ではありますが、もちろん小説も書きたいのです。過去書いたものと向き合いながら、色々なお話を作って行きたいで…
そういうふうにそういうふうに来ますか………ううむ、してやられました
私たちも、このような始まりだったんでしょうかね。最後に「なるほど」と呟いてしまう作品。二度読むことをお勧めする。はじめに「おっ」と驚き、二度目に「なるほど、そうか」となるだろう。
暗闇の中で身動きが取れず、かなり必死でもがいたのだろうな。自分の状況を知って不安だっただろう。その辛さが容易に想像できる。最後まで頑張り続けた彼を褒めてあげて欲しい。
読みやすくて、小味が利いていて、小さな驚きがある――ショートショートのお手本のようなミステリィですね。
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