スーパーストリートファイター4

第6話 スーパーストリートファイター4

 BLAZBLUEの家庭用が発売されてから月日が流れ、季節は春になっていた。

 私は、その春に新しい格闘ゲームが出るというとこで楽しみにして買ったのだ。

 それは、スーパーストリートファイター4(通称 スパ4)である。

 これは、ストリートファイター4の続編のゲームであり、キャラも約30人まで増えて非常に面白くできている。

 

 実を言うと、前作のストリートファイター4はやっていたのである。

 なので、一応経験者でもある。 実力の方はどれくらいかと言うと、ノーマルのアーケードモードで32回位コンティニューしてやっと一回クリアできたくらいである。 ほとんど勝った記憶もない。

 

 さて、今回は前作のスト4とは話が違ってくる。

 なんせ、それまでBLAZBLUEをやってきて格闘ゲームの基礎を学んだからである。 それによって、前作より上に行けるだろうと思っていたのだ。 しかし、それが甘い考えになるとは思っていなかった。

 

 キャラが30人以上もいることもあり、最初キャラ選択には非常に迷った。 で、選んだキャラはアドンである。 このキャラはジャガーキックなど、攻めに特化した技を持っており、ごり押しでいく私にはピッタリだと思い、選択した。


 そこで、チャレンジモードでコンボ練習し、アーケードモードで立ち回りを学び、オンライン対戦に向かった。

 

 結果はボロボロである。 ほとんど勝てなかったのである。 そこで、私は考えた。 なぜ勝てないかと考えて、攻めのことしか考えていない事に気付いたのだ。

 守りを疎かにしてしまいがちで、相手の攻撃をよくもらっていたのである。


 では、その守りを練習しようという事で、まずはガードの練習っと思っていたのだが……。 練習するにしても、どうすればいいのかと考えてしまい、思い付かなかったため、

「よし。 実戦で確かめよう」

 

 そこからはひたすら、対戦をやった。 ただ、ひたすらやった。 結果はあまり伸びなかった。 当時は気付いていなかったが、これにはちゃんとした原因があったのだ。 


 当て投げである。 この当て投げというのは、パンチを当てて投げをする、ただそれだけである。 する側は隙の少ないパンチのガードを見てからほんの少しだけタイミングをずらしてするだけだが、される側だと苦戦してしまう。 


 ガードをした直後に投げられるというよく分からない事になってしまい、そのままバッタバッタと投げられて負けまでもつれ込んでしまう。 私は投げ抜けを押そうと頑張ったが、間に合わず投げられたというのが多かった。 


 私はそこで、基礎が足りないのではと思い、動画を調べたが、この投げ抜けのテクニックは動画で見てもよく分からなかった。


 そこで、考え付いたのが、

「では投げられない距離で戦えばいい!」

と、結論をつけて新しい方法を試した。


 ちなみに、この当て投げの抜け方は、ガード中でも投げのコマンドを受け付けてくれているのだ。 ガードをしながらタイミングよく投げのコマンドを押すと、ガードのモーションのままで止まってくれているので、モーションは変わらないのだ。 なので、見た目は分からないが、投げをされたときに投げ抜けをできるということである。

(これはあくまで個人で見つけたものであって、合っているかどうかもわかりません。 けれど、私はこれでスパ4の投げ抜けの成功率は上がりました)


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