2016年4月
第24話 嫁の疑惑!??
ふっつーうにブローしてぇ♪
めっちゃ髪がはねてるから丁寧にブローしてぇ♪
とは歌ってはいませんが、朝の短い時間、出来る限りのブローを嫁ちゃんはしましたとさ。
ブローしても乾かして寝るのを忘れたので、若干もしゃもしゃする髪にアクリームをパパっとつけて、春の装いさ! なんてちょっとマダムな服装で出かけました。
でもこの格好、わりとよくする格好で、髪型もなんら変えたわけではなく、嫁ちゃんにとって普通のことでした。
普通のことでした。
が、しかしよそ様のお目めにはそうは映らなかったようで、人が集まる場所に赴いた嫁ちゃん、
まず旦那さまに(゜д゜)ダレデスカ?
と言われ、
会う人会う人に「髪切りました?」と連続で聞かれることに。
予想だにしない反応で嫁ちゃん、プチパニック。
なんだかわからず、「あー、髪が収まらなくてボサボサしてましてぇ」なんて意味不明な返しをする始末。
極めつけは、お別れする際。
「いやぁ、知らない人が訪ねてきたと時間半分まで思っていましたよぉ、ハハハ。すいません、すいません」ときたもんだ!
それに同調するように周りの方も同調し始めるというカオス( ゜∀゜)
ヾ(゜Д`;≡;´Д゜)ノ゛ナンテコッタイ!!!
そんなに今日の私は違う人オーラ出してたのか!? と自分自身に疑心暗鬼。
全員が帰ったあと鏡を見た嫁ちゃん。
首を傾げました。
いや……見慣れたいつもの自分だな、と。
嫁ちゃん、キツネにつままれたような思いで岐路につくわけですが、いま現在もどうして別人疑惑が持ち上がったのかいまいちピンときていません。
ピンとコォォォーン(」*´∇`)」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます