これから武術を始めようとする人の目に止まりますように

こんにちは。私は通りすがりの武術学習者です。
武術家を自称するには実力以前に覚悟が足りず、かといって武術愛好家を自称してしまうと指導者に対して失礼になる。そんな立場を自認しております。

「なろう」のほうも拝読しましたが、本作の内容は武術業界の抱える構造的な問題について私が常々感じていることと重なる部分も多く、非常に共感が持てました。
また「自分の所属する団体ってもしかするとマシなほうなのだろうか」と思えてしまう要素も散見され、考えさせられました。

武術業界の現実を的確に理解することのできる、優れた作品だと思います。