「その人にしか咲かせられない花」がある。だから彼には花を選ぶことができない。「その人」が咲かせた花は、ずっと残されたものの心に残るのだろう。素敵な職業だと思った。
【書籍化作品】 ・『いちいち癇に障るんですけどっ!』KADOKAWAビーズログ文庫 https://kakuyomu.jp/publication/entry…
美しい花が咲く光景が見えるようでした。ぜひご一読を
生きていれば、誰しも大切な人の死を経験する。もう二度と自分の名前を呼んでもらえないのだと思ったときの、胸をえぐられるような悲しみと、寂しさ。花として、最後の声を、私も聞きたいと思った。
学校の閉塞感、進路に迷う学生、友人の近親者の死。題材自体は、シリアスな学園モノでよくあるものかもしれないけど、その「シリアスさ」みたいなものを読者に押し付けない。それはきっと、花弁や雀が最…続きを読む
御伽術師としても、高校生としても悩める等身大の主人公を最後まで見守りたいです。
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