入会9日目(PPについて)

華実「狂人がちゃんと参加したことによってPPという行為が起こるようになるわ」

亜弥「PP?」

華実「人狼側と村人側が同じ数になることよ。

妖狐側と人狼側が同じになることもあるらしいけど詳しくは知らないわ。

ただ、この状況になると村側の負けはほぼ確定よ」

流々「まぁ村人側が人狼や狂人を騙るという高等プレイの存在が勝ちを完全なものに

しないんだよねぇ~」

亜弥「そんなことできるんですか?」

華実「できるけど、相当うまくやらないと勝てないわ。

やるにしても相当な経験が必要よ。

コレをやっている人がいたら、その人は相当やり慣れている人よ」

亜弥「ふむふむ」

華実「慣れない内は素直に諦めた方がいいわ。勉強にもなるだろうし」


流々「慣れてる人はPPの計算や縄計算フツーにやってるよ~」

亜弥「縄?」

華実「吊る回数のことよ。吊るに関しては前に教えたハズよ。

PPの計算というのは例えば前回紹介した11人では

最初村人側と人狼側人数を 村:狼で表すと8:3なの

この表し方をPPの計算と流々は言ってるの」

亜弥「えぇっと・・・村人5人と占い師1人と霊能者1人と狩人1人で8人。

人狼2人と狂人1人で3人ですよね?」

華実「そうよ。この表現は慣れてる人がよくやってるから覚えておいた方がいいわ」

亜弥「はい。」

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