決して色あせぬ記録は――見果てぬ“共生”を紡ぐ記憶

余りにも微細な描写がスゴイ。
というのも、読み直せばコレらは単なる情景描写ではなく、
BOYのパーソナリティ――その示唆も兼ねられている事に、かなり後になってから気付きました。微細というより精密と言い換えた方がいいでしょうか。

そして、密接世代の末裔を賜りながらも、
衰退も繁栄も見出せないエゴの環に身を投じる彼に哀愁を覚えました。
だとしても回り続けるのでしょうね。継いでくれる新たな家族が現れるまで――
次の作品も楽しみにしています! ではまた、本日もお疲れ様です。

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