熱を持った美しいテーマが、ただただ心に響く。

どうしてモニカ氏の作品が好きなのか。。それをはっきりと認識した短編。
作者が伝えたいことが伝わってこない、テーマがない物語は、いかに面白おかしく巧みに書かれていても、私にとっては一片の価値もない。
反面、モニカ氏の作品にはいつも、熱を持った美しいテーマがある。
それがひしひしと、読み手に伝わってくるから、私は好きなのだ。
カクヨムイベント提出用の短編に、レビューなどつけるべきではないかもしれないが、モニカ氏のような作家は本当にこの世に必要だと思うので、僭越ながら書かせていただく。
私自身、モニカ氏ほどピュアで、美しい気持ちで物語を紡いでいるわけではないが。。氏の作品を読む度に、書き手としての大切な心得を忘れてはいけないと再認識している。