第23話 襲撃

「何だと……ッ!」

「それってどういうことだよ!」

「待て。落ち着け」


 大きな動揺を見せる二人を、一姫は手で制する。


「おそらく、まだ破られていない」

「だけどよ!」

「作戦がある」


 そう言って一姫は、ポケットから携帯電話を取り出して耳に当てる。


「……もしもし」


 一姫の電話から音声が流れ出るが、相手はかなり怒っているようである。何を言っているか分からないが、怒鳴り声が聞こえる。


「ああ、すまない。で、手短に言うから、みんなに伝えてくれ」


 一姫は本当に短く、こう言った。


「出来るだけ廊下から離れて、耳を塞いで伏せろ」

「……成程。そういうことか」


 太陽が眼を少し開く。


「じゃあ、ここはオレが」

「いいや、太陽、お前じゃない。――武。頼んだ」

「お、俺?」

「ああ。教室の異変に気が付いて逃げ出す振りをして、アレを落として行ってくれ」

「俺はすぐに逃げ出しても違和感ないってことか?」

「違う。俺と太陽じゃなければいいんだ。俺と太陽だと、怪しまれて察知される可能性がある」

「ああ、確かにそうかもな」


 武は納得したが、結局は同じことを言っているよな、と太陽は思った。思っただけで流石に空気を読んで口にしなかったが。


「時は一刻を争う」


 一姫が静かに促す。武は頭を一つ掻くと「……やるっきゃないな」と、腹を括ったように清々しい顔になり、一姫にスイッチを渡す。


「じゃ、行ってくるよ。いいタイミングでスイッチを押してくれ、一姫」

「分かった」


 一つ頷いて、武は階段を下って行く。

 そして数秒後。

 武は頭上に大きな円を作って、走って戻ってくる。


「よし耳を塞げ。三・二、一――」



 ――ズドォォォォン。



 大きな振動と、耳を塞いでも聞こえる程の大音量が廊下に響いた。


「すっげー威力だな」


 まだ耳鳴りが収まらず、相手に聞こえているかどうか判らない中で、太陽は誰に言うまでもなく少し大きな声でそう言った。隣にいる一姫と武は反応をせず、耳鳴り治そうと首を傾けていた。そんな二人を尻目に、太陽は階下に下って、咆哮を上げながら進んでいく。倒れている生徒は男女問わずに外側に蹴り出す。中央部を猛進するその姿は、海を割ったモーゼを想像させた。その途中で、太陽は自動小銃を見つけたが、見る限り、その形は発砲音を鳴らす前とは何ら変わっていなかった。


「あいつの技術力は世界一だな」


 戯言を口にしながら、太陽はついに教室の前まで辿り着く。

 扉は前後どちらも閉まっている。まだ破られていなかったらしい。

 安堵の息を吐いて、太陽は扉を軽く叩く。


「おーい。無事か?」


 しかし、返事は戻ってこない。


「……そりゃそうか。耳をやられてるもんな」


 太陽は、すうっと息を大きく吸って、


「俺だ! 太陽だ! 戻ってきた!」

「た、太陽か……?」

「おお、聞こえたか。その声は久か?」

「つーかうっさい。もうほとんど治っている所に大声上げんな」

「あ、そういえば……」


 久は声を張り上げている訳ではないのに、太陽の耳に届いている。


「つーことは……」


 そこで太陽は振り向くが、教室を襲撃しようとしていた有象無象の生徒達は、うずくまったままだった。どう見ても、既に戦意は喪失していた。


「おい、久。ちょっち開けるの待ってくれ」

「どうした?」

「外にいるこいつら、全部ふんじばってやる。あ、あと、きちんと姫も武もいるから、心配するなって、みんなに言っておいて」

「了解。手伝おうか?」

「とりあえずはいらねえよ。じゃあ頼んだ」

「オッケー」


 久の返答を背中に受けながら、太陽は近くにいた、悶絶して床に転がっている男子生徒の胸倉を掴んで持ち上げ、教室とは反対側の壁に思い切り投げつける。その壁の近くにいた何人かの生徒が巻きこまれて、また倒れ込む。


「さて、と……」


 太陽は手を叩きながら低い声で、廊下にいる生徒達に向かって告げる。


「オレらがいないのを狙ってか狙わずかは知らねえが、随分と大人数で攻め立ててくれたじゃねえか。男子も女子も全員揃って、うちの教室に宝物があるってか?」

「く、九条……」


 そこで前髪を揃えた少年が、おずおずと太陽に呼びかける。


「おお、誰かと思えば、夢宮ゆめみやじゃねえか。中学二年の時以来か。ひっさしぶり」

「ひ、久しぶり……」


 夢宮と呼ばれた少年は、怯えた表情を太陽に向ける。耳が聞こえていることから、どうやらスピーカーの指向性やらたまたま人の壁があったとか、様々な要因でダメージが少なかったとかですぐに回復したようだ。

 そういうやつもいるのってまずいな、と思いつつ太陽は表情に出さないで軽く話しかける。


「中三でクラス変わってから全然会ってなかったからな。あ、そういや、夢宮」

「な、何……?」

「お前って――何組だっけ?」


 太陽は訊ねた。――聞いた者の表情を凍りつかせるような、背筋が震え上がるような声で。


「……」

「おうおう、黙りこくるか。賢いねえ」

「ち、ちが……」

「違うのか? じゃあ言えよ」

「そ、それは……」


 口を紡ぐ夢宮。その様子を見て、太陽は愉快そうに鼻を鳴らす。


「ほう。やっぱりそうじゃねえか。戦士として正しい選択だな。教室が割れれば、ここから逃げたって、オレらは復讐に――潰しに向かうからな。ここは黙るが正解だ。三山より良くこの状況が判っているじゃねえか。褒めてやるよ」

「あ、ありがとう」

「どういたしまして。じゃあお礼に――お礼をしてやろうか?」

「お、お礼?」

「なあ、知っているか?」


 くっくっくと、太陽は小さく笑い声を零す。


「お前らはオレらのクラスを襲いに来た。理由は簡単。人を殺して、オレ達を脱落クラスにするためだ。合っているな?」

「……ああ。その通りだ」

「じゃあ、判っているな?」

「な……何を?」

「人を殺そうとする時はな」


 そこで太陽は、思いきり歪んだ笑顔を見せつけた。


「逆に殺される覚悟を持たないといけねえんだ」

「……っ」

「さて、お前は覚悟したのかな?」


 そう言いつつ夢宮の顎に右手を当てると、そのまま片手一本で持ち上げ、宙に浮かせる。


「折角の顔馴染だ。。他の奴の見せしめにな」

「……っ!」

「名誉ある戦死。カッコイイねえ、夢宮君。君の犠牲のおかげで、他の人はクラスがバレずに済むんだよね。代わりに、死ぬことになるけれど」


 彼は苦しそうにもがくが、太陽は腕を下ろさない。周りの者も、見ているだけで動かない。


「……ちっ」


 太陽は舌打ちをすると、夢宮を適当な方向に放り投げる。


「おいおい。確かにオレは今、お前に対して圧倒的に有利だ。だから誰も掛かってこない。これはまあ、そうだろうな。お前らじゃオレに勝てない」

「……」


 誰一人として反論せず、皆、ぐったりと床に座り込んでいる。


「戦意喪失、ってわけだな。……なあお前ら!」


 怒鳴り声と共に、太陽は地面が割れんばかりに強く地面を踏みつける。


「人を殺そうってのに覚悟がねえ奴ばかりなんだよ! 人を殺すのは、この状況下には仕方ないことだからやってもいいってのか? そんな訳ないだろうが! 実際に殺そうとするのは心が弱い、力が弱い野郎淑女どもくそったれだ! むかつくんだよ! 人を殺そうとしておいて、自分は殺されるのは嫌だ、とか、自分達のことしか考えていない奴!」


 お前だ、お前だ、お前だ、と太陽はそこら中の人々を指差す。


「人を殺すのなら自分の命を諦めろ! 人の命を犠牲にするなら、自分の命など簡単に捨てろ! そんな覚悟もなしに人を殺そうとするな! くそったれどもが! あー、もう、いらいらして腹が立つ! お前ら、もう、全員殺してやる! 死ね!」

「まあ、落ち着け太陽」


 怒り心頭で獣のように唸る太陽の肩を二・三回叩いて、一姫が制止する。


「どうでもいいさ。ここで殺しても後で殺しても同じことだ。こんな心が弱い奴なんか、保険として残しておいた方が後々楽だ。なんなら、四時間ごとの欠落者が出ない時に利用しよう」


 冷静な声だが、一姫の言っていることはとても恐ろしいこと。そんな彼は、手を広げると、


「さて――【】の皆さん」


 ごく自然に彼らのクラスを口にし、一姫は言葉を続ける。


「二度と俺達のクラスを襲わないことは勿論のことで、あとはいちいち言わないけれど、色々と自粛してくれるよな? まあ、してくれないと、殺すけどね」


 冗談を言うようにあっさりと、しかし冗談ではないことを口にする一姫。耳は聞こえていない人がほとんどだろうに、そんな彼に、一年四組の面々は太陽とは違う意味で、底知れない恐怖を感じた。


「……判った。すまなかった」


 その恐怖に耐えられなかったのか、一人のガタイのいい坊主頭の男子生徒が一つ前に出る。


「あんたは?」

「俺は一年四組のクラス委員長で、そして……この騒動を提案した者だ」

「名実ともに、代表者があんたって訳か。で、そんなあんたが謝るってことは、一年四組は全員、降伏したってことでいいんだな?」

「ああ。本当にすまなかった」


 頭頂部が見える程、彼は深く頭を下げる。

 だが、一姫の返答は、



 はっきりと、否定。


「謝ることなんざ猿でも出来る。お前らが、俺達に牙を向かないことを、証明して見せろ」

「しょ、証明って……」

「眼に見えていると思うが、太陽が怒っている。そして見えてはいないが、俺も怒っているんだ。頭下げて、はい終了、で許す程、俺は人間ができていない訳じゃないんでな」


 一姫は、見下すように真下を指差して命令する。



。男も女も関係なく、な」



「なっ……」

「なに、片方でいい。自分達は自由に行動出来なくする、という意思を十分に見せられるから」

「いや、そ、それは……」

「何をためらっている? 死ねと言っている訳じゃない。まさか、殺そうとしておいて、足の一本や二本折った所で死ぬわけではないのに、それは出来ない、と言うんじゃないだろうな?」

「う……うぅ……」

「覚悟が足らない。太陽にそれを指摘されたな。ならば覚悟を見せろ。折れ。右足でも左足でも好きな方を」


 容赦なく、言葉の雨を一姫は降らせる。それは一年四組の生徒達にとっては、酸性雨よりも痛いであろう。


「何ならさ、オレが手伝ってやろうか?」


 加えて、精神的な恐怖とは相反対している恐怖――暴力的な恐怖を与えることが出来る太陽が手と声を上げ、周囲の人物から、さらに血の気が引く。


「足の骨なんか、蹴りを入れれば一発で折れるぞ。但し複雑になるのは絶対だし、多分手加減出来ないから、下手したら千切れるかもしれないけど、まあ、それもご愛嬌ってことだな」


 へらへら笑いながら、太陽は四組の委員長の近くへと歩み寄る。委員長は後ずさりしながら、狼狽した声を出す。


「ふ、ふざけるな……あ、愛嬌とかそんな軽く……」

「……ふざけるな?」


 ぴたりと太陽が足を止める。


「今、あんたの口からそういう言葉が出て来たのか?」


 太陽から表情が無くなる。


「人の命を奪おうとして、ふざけるな、と言ったのか?」

「そ、それとこれとは……」

「別とか、言うつもりじゃねえよな、まさか」

「そ、それは……」


 恐怖に青ざめ、唇は震え、今にも泣きだしそうな委員長。


「……はあ」


 そんな彼に向かって太陽は息を深く吐き、そして大きく吸って――


「……もういい、教室に戻れ、お前ら」

「え……?」

「聞こえなかったか? さっさと帰れっつってんだよ」


 掌をひらひらとさせる太陽に、戸惑いを隠せない周囲。


「ほ、本当にいいのか……?」

「何? 折ってほしいの? じゃあ、望み通りにしてあげるけど」

「そ、そうじゃない!」

「じゃあ、さっさと失せろ。そしてオレ達の眼に入る所に二度と来るな。リミットは今から三秒。それを超えてから眼に入って来た奴は――」


 表情を変えないまま、太陽は眼を細める。



 その言葉だけで十分だった。

 一年四組の面々は一斉に散り、宣言通りの三秒後には、その場に誰もいなくなった。先程まで大量にいた人は失せ、残ったのは、太陽と一姫と武の三人。彼らは一年四組の背中が完全に見えなくなるまで、視線を向けていた。


「……ふっ」


 そして誰も見えなくなった途端、途中からずっと無表情だった太陽が口元を緩めた。


「これでいいよな、姫」

「ああ。良く読み取ったな、太陽」


「え……え?」


 ひっそりと一姫と共に太陽の傍に来ていた武が、困惑の声を上げる。


「もしかして……あれって演技だったのか! ってか、何処から演技だったんだ!」

「ん? 最初からだぞ」

「ああ。こいつが、殺してやる、なんて喚いている時から、全て演技だった。最初に相手に恐怖を味あわせなくちゃ、ことが上手く運ばないからな」

「ま、半分以上は本音だったけどな」

「信じられねえ……」


 武はポカンと口を開ける。


「いつ、打ち合わせしたんだよ……?」

「ん? してないぞ」

「しなくても、こいつの行動は大体正しいからな。後は俺が話を合わせて精神的に追い込めば、大体は望む展開になる」

「お、俺も聞いてて、見てて怖かったぞ、お前ら……」


 そんな武の言葉に、


「敵を騙すにはまず味方から。お前もびびったってことは、大成功ってことだ。はっはっは」


 太陽は笑い、


「そうだな。そもそも、あの場にいる者全員の足の骨を折るなんて芸当、出来る訳ないだろう。色んな意味で。脅し文句を間違えたかと少し反省している所だ」


 一姫は笑わずに小さく首を振る。


「……やっぱ化物だよ、お前ら」


 そんな二人を見て、武は思わず呟く。

 太陽は自然体で的確な行動を行い、一姫は理詰めで適切な行動を行った。

 一年四組。

 彼らは愚かにも一年二組を襲撃した。

 だが結果的に、ドアも壁も壊れておらず、彼らはただ叩いていただけであった。本当に襲撃しようとしていたならば、そんなものはとっくに破壊されているはずである。

 つまりは皆、覚悟ができていなかったのだ。

 誰かが殺せばいい、自分は嫌だけど、という考えの烏合の衆だったのだ。

 だから太陽と一姫は彼らに、命の重たさ、人を殺すことの重さ、覚悟の重さを教えたのだ。

 暴力というリアルなものと、言葉という精神的なものの二つを用いて。

 心を折り、愚かさを知らせることによって。

 あれ程の力を見せられ、あれ程の脅しを受けて、もう一度このクラスを襲撃しようと思う人がいるだろうか?

 むしろ、他のクラスを襲撃しようなんて考えが生まれるだろうか?

 さらに、教室の外に出たくないなんて、思わない奴がいるのか?

 全ての答えは、否定出来る。

 一年二組には近づきたくない。

 他のクラスでも、同じことが起きるかも。

 外に出たら、逆鱗に触れて殺されるかもしれない。

 小さくとも、彼らの心の中にそれを植え付けた。

 そのことによって、太陽と一姫は一年二組を守った。――だけではない。


 彼らは―― 一年四組まで守ったのだ。


 しかも、相手に全く、恩義を感じさせない方法で。


「さて、と。姫、武。さっさと教室の中に入ろうぜ」

「姫って言うな。――そうだな。いつまでも廊下にいる訳にはいかないしな」


 そんな凄いことをやってのけた二人は、何事もなかったかのように会話する。武が尊敬の眼差しで二人の背中を見ていると、一姫がふと振り返り、眉を顰める。


「どうせお前、俺達が遠い存在、凄い奴らだなと思っているんだろ?」

「な、何故判る?」

「表情で大体判る。読心術、とでも考えておけ。まあ、それは置いておくとして――お前、気が付いていないのか?」

「え……何が?」

「自動小銃の音声爆破」


 一姫の指が床を差す。


「俺の予測は外れた。あれだけの爆音を発したのに壊れていない。どうやって組み立てたんだ?」

「ああ、それは色々と裏技があってな。まあ、口で説明するのは難しいんだが……ま、出来ているんだからそれでいいじゃん。つーか、ドライバーって便利だぞ。尻で叩けて、ネジ廻せ、細かい調整も出来るんだからな」

「そうだとしても、それを行って、実際にあれを組み立てたのはお前だ。俺には絶対できない」

「いやいや。あれはちょっとした知識と経験があれば、ある程度作れるぞ。裏技を知っていれば。だから、お前らとは違うさ」

「その言い方をすれば、俺だってそうだ。たまたま、そういうことを思いついた。その考えさえ思い浮かべれば。別に俺が特別って訳じゃない」

「普通は、その考えが浮かばないって」

「そっくりそのまま言葉を返すが……まあ、言いたいことは、ただ一つだ」


 一姫はくるりと身体を翻し、前を向いて告げる。


「俺達を特別と思うな」

「……」

「以上だ。行くぞ」


 そう言って歩みを進める一姫の背中に、武は何も言えなかった。

 ただじっと一姫を見る。

 それは、先程の視線とは含んだ意味の違う視線。


「気にすんなって」


 後ろから太陽が武の背中を叩く。


「……って、後ろ?」

「何だよ。話に集中していたお前の背後に回るくらい、簡単に出来るだろ?」

「あ……」


 武が言葉を漏らしたのは、また守られていたことに気が付いたからである。一年四組を撤退させて、気が緩んでいる所を狙われる。その可能性を、武は見落としていた。だが、太陽達は油断しているようでしておらず、極めて自然に対応しながら振る舞っている。


「どうしたよ?」

「……やっぱお前らは別格だよ」

「ん? 訳が判らないけど、ありがとう」


 とりあえず適当に礼を述べて、太陽は快活に笑む。

 その、いつもの笑顔を見て、武は胸を撫で下ろす。

 変わらない。ここにいるのは、自分が知っている九条太陽だ、と。


「そんじゃ、さっさと教室戻ろうぜ」

「……ああ」


 そう答える武の頬も、自然と緩んでいた。

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