第22話 2087年9月24日 全米連邦 チリ州 サンティアゴ市 旧大統領府州知事公舎 挑戦状 

翌朝9時 未だ20世紀の面影を残すビル街の中に、厳かな佇まいの旧大統領府州知事公舎 公舎へ堂々闊歩する日本人の集団


美久里、受付嬢に一礼

「ヘルマン州知事いらっしゃいますか」

受付嬢、一礼

「すいません、アポイント無い方々はお通し出来ません」

渕上、果敢にも

「素直で宜しい、ですが通りまっせ、文句はこちらの教皇さんに言って下さい」名刺を差し出す

受付嬢、名刺を持ちわなわなと震える

「ローマ参画政府 越境調整部管理官、まさか、ローマ」不意に机の下のボタンに手を伸ばす

島上、思っきり受付の机を叩く

「おいおい、警報で知らせても押し通るぞ、何ならローマ参画政府の全米班がお話相手になるから、黙って座ってろ、」

堂上、諦め顔で

「えっつ、俺が仕事するの」

米上、肘で何度も堂上を突く

「ねえ、それ美久里さんに言えるの」

堂上、気を取り直し

「ああ、ちょっと頑張っちゃおうかな」

美久里、頬笑む

「ここはお任せしますね、堂上さん米上さん」


一同、煌びやかな回廊見上げる

渕上、感嘆しては

「ほう、頑丈そうですな」

美久里、よどみなく

「いえいえ、1973年クーデターであっけなく陥落です かなり縁起が悪いですが、今のワトソン州知事が鶴の一声で観光案件を取り上げ州知事公舎にしたと、昔の新聞に載っていました」

阿南、吐き捨てては

「どこまでも、強欲な懐古主義者だな、」

渕上、苛つくも

「それはお労しいですね、物騒な輩来ない様にお札貼っておきましょう」鞄から札を出しては忙しく貼付けて行く

島上、呆れては

「おいおい、今日はお客だ悪戯するなよ」

渕上、着々と

「魔除けだから構いませんよって」

花彩、札を凝視

「私も手伝いましょうか」

渕上、これでもかと札を張る

「花彩さんはよろしいです、見たらもですよ 私が丹念にしませんと」

島上、すれ違う職員に察しては

「さて、ここな、俺はここで休んでるよ」

花彩、嘆息

「はあ、島上さんはー」

渕上、島上に目配せしては

「ええどす、置いて行きましょう」

花彩、不思議顔で

「えっつ、怒らないんですか」

渕上、笑みを湛え

「いつもの事ですよって」


州知事執務室前 勢いそのままドアを開ける、美久里

「失礼します」何事も無く、ただ進む

秘書、立ち塞がるも後の祭り

「あなた方は誰ですか、」

北浜、揚々と

「全米連邦入植準備局、チリ州の視察だよ、通るからな」

阿南、一喝

「いいか、誰も通すなよ」

渕上、毅然と進む

「ほなほな、」


いよいよ美久里が、州知事執務室の最後のドアを開く

正面机には初老の男、長椅子には日本人女性

州知事執務室に詰めていた日本人女性の副州知事、鯉淵

「誰、ノックも無しなんて、警備呼ぶわよ」

美久里、奇をてらう事無く

「ワトソン州知事、第三帝国の行状洗いざらい吐いて貰います」

鯉淵、おくびにも出さず

「ここは州知事室よ、第三帝国の事など何一つ知りません」

阿南、果敢にも

「おや、そこの御仁、一つも慌てないところ見ると、聞き慣れた名前ですか、第三帝国を」

鯉淵、受け流す様に

「そこそこ生きていれば聞くでしょう、第三帝国の名前くらい それに第二次世界大戦後に流れてきたナチスなんて、もういないわよ」

立ち回りも慣れた初老の男、州知事ワトソン

「お姉さんとお付きの方々、少し前にもお会いしたね そう、ここまで来れたのだから、荒事はこなれた方々の様だね よろしい陳情の一つくらいは聞こうか」口元だけが笑う

渕上、苦虫を潰す 

「確かに、あの丹波さんも苛つきますな、ようよう分かりましたわ」

北浜、意気込む

「改めましてワトソン州知事、全米連邦入植準備局の北浜です ワトソン州知事、改めて住民票を確認させて下さい あなた今や第三帝国関係者として諸案件の嫌疑の内偵中です」

ワトソン、一笑に付す

「諸案件とは大悪党ですな いいでしょう、それではまず、あなたのID見せて頂きましょうか」

北浜、首のIDを差し出す

「IDなら、これだ」

鯉淵、切に近付き、北浜の首のIDを引く

「拝見します、」

ワトソン、にやりと

「鯉淵、偽造に見えるかね」

鯉淵、北浜の首のIDを投げ出し

「逞しそうね、ふー」北浜の耳に吐息

北浜、膝から砕け落ちる

「おお、」

美久里、たじたじと

「そうなんだ」

鯉淵、毅然と

「IDは問題有りません、銀板に直接印刷していますので偽造は不可能ですからね」

ワトソン、大仰に

「本当に全米入植準備局か、結構だ、一つだけ答えよう」

美久里、頑として

「いいえ、この後に及んでその佇まい、更に根が深い問題と分かりました」

ワトソン、憮然と

「そこのお姉さん、そもそも、何の権限があって、私の過去を調べるのかね」

美久里、毅然と

「マイアミの惨劇で無惨にも殺された同胞の復讐です」

ワトソン、従容と

「ああ覚えてるよ、あれは確かに悲惨な事故だったね それと私に何の関係があるのだね」

美久里、怒髪天を衝く

「ワトソン州知事、言うに及んで、」

ワトソン、頑と

「だから、何かね」

渕上、凛と

「州知事さんもけったいとお見受けしました ですが、私は溝端に用件が有るんです、差し出すなら、何れの取引にでも応じますよ」

北浜、目を丸くし

「おいおい、何れでもは無いだろう」

鯉淵、見据えたまま

「ローマの司祭さんがお出ましと思えば、どぎつい事言いますね」

渕上、朗らかに

「古い肩書き知ってるなんて、顔が広いものですよ 元全米地域のお役目も生きるものですな おおきに」

阿南、怒り心頭に

「渕上さん、相手は第三帝国ですよ、何故条件を出します」

渕上、翻意か

「美久里さんの興味より、私としてはローマの仕事の方が重要です、溝端捕まえるまで何でもしますよって そうですな、ちょびヒゲのおじさんが例え生きていようと知った事じゃありませんな」

ワトソン、拳も固く

「誰の事を言うかね、さっぱり分からん」

鯉淵、溜息混じりに

「妙な追い込み方は止めて頂きますか、渕上さん ローマ参画政府首相には正式な抗議をさせて頂きます」

渕上、事も無げに

「溝端にビビってるなんて、しょうもないですな」

ワトソン、微動だにせず

「まだ、言うかねローマの方」

鯉淵、釈然と

「宜しいでしょう、溝端で済むなら、こちらが何とか捜査しましょう 但しチリ州にいればのお話ですが」

ワトソン、慌てふためく素振りも空回る

「鯉淵、君は分かって言ってるのかね 溝端とやらを探し出そうなんて、我々の命が無いぞ、あいつの執着は知ってるのだろ、爆弾魔だぞ」

渕上、爆笑

「ワトソンはん、おかしいですな いつの間にか、じくじく溝端知ってる素振りなんて、余程怖いのですな」

美久里、毅然と

「そもそも、溝端と言う危険な人を迎え入れる意味が、私には分かりません 手を切る頃合いですよ、ワトソン州知事」

阿南、宥めるかの様に

「渕上さん、勝手に駆け引きは止めて下さい、妥協も程々です、」

渕上、舌打ちしては

「阿南さん、正式な取引です、しのごの口を挟まない事ですな」

美久里、切に

「渕上さん、やはり私は納得出来ません ワトソンいやブット、第三帝国を弾劾するのではなかったのです」

渕上、窘めようと

「お姉さんには分からない事は仰山有りますよ、溝端にまず吐かせるよって」

美久里、尚も

「ですが、」

北浜、間に入っては

「いや、ある意味、妥当とも言える 最近ここに来て、しゃしゃり出て来た溝端がいる限り悪が絶えんしな」

ワトソン、従容と

「溝端か、非常に危険な奴とは認識している その陳情、チリ州の為にも全力を尽くそう」

渕上、啖呵切っては

「ほな、ええですか、時間は十分に明後日早朝に来ますから、それまでに溝端を捜査とかせせこましい事言わんと、差し出すか差し出さないか返事おくれやす これならお姉さんも納得、州知事さん副州知事さんも納得、ええ条件提示でしたな、ほなさいなら」我れ先と部屋を後にする

阿南、促す様に

「帰りましょう、美久里さん 今日はここまでです」

美久里、漸う後にしようと

「そうですね、ここまでにします 今日という日も、大切な一日です、心しましょう」

北浜、唖然と

「強烈な展開だな」

阿南、北浜の背中を押す

「いいか、それでも付き合うんだよ」


回廊で合流する一同

堂上、一際声を張る

「明後日って、何故、今のうちにケリを付け無いの、頭叩けば怯むんでしょう、第三帝国って」

米上、堂上支える様に

「いやいや、歴史はそうでも、現に存在するのよ 渕上さん煽って正解ね」

花彩、淡々と

「そうです、そこは相手が第三帝国 あちらが慌てて、全て引き出さないと、私達の張りの意味が無いですよ」

渕上、はにかみ

「花彩さん、アドリブに乗りますな、将来有望ですがな さて皆さん明後日までに十分英気を養いましょうか」

美久里、躊躇うも発する

「この勢い、乗らせて頂きます」

阿南、押し止めては

「美久里さん、ここから先は慎重にですよ、この渕上さんに何でも乗せられないで下さい」

北浜、制する様に

「阿南も、美久里さんはちゃんと分別付くって」

島上、溜息混じりに

「とは言え明後日な、この庁舎一般人なんだろ、全員しばくのかよ」

堂上、ふわりと

「まあね、ぐるり回ったけど、見た目ごついのは排除しているけど、義体の動きは何人かいる」

島上、按分しては

「堂上と米上で露払い出来るのか」

米上、思い描いては

「まあ、阿呆みたいに攻めてこなければ、5分で終るんじゃない」

花彩、不意に

「ここの職員さん、仮にドミネーター飲み込んで脳まで侵食していたら、手こずりますね」


ただ静まる一同


阿南、憤り

「人の盾のつもりか、やるなあいつなら」

島上、切に

「それは推測だな」

渕上、口を結ぶ

「いいえ、脅しとしては姑息ですが、ワトソンならやりますな」

花彩、尚も

「対処は出来ます、何処かにホーム端末あるので、それを奪えればですが」

米上、食い入る様に

「ねえ、多分そいつの手元にあるとして、どんな形状なの」

花彩、頭をもたげ

「州知事執務室に入りましたが、20世紀のセンスも有るので分かりません そもそも誰が持ってるかも定かでは有りません」

堂上、徐に柄に触れる

「取り敢えず、今から怒鳴り込むか、全部打っ手切る」

渕上、叱咤しては

「あきまへんな、溝端に堂上さんの首を四条河原に置かせる訳にはいかないです」

米上、目を見開き

「ちょっと待って、ここに溝端いるの」

渕上、嘆息

「やはり分かりませんよね、お札を張った時の感覚、出入りは確実にしていますな」

堂上、尚も

「それなら、まとめて仕留めるよ」

米上、堪らず堂上の腕を掴んでは涙ぐむ

「駄目よ、危険よ」

堂上、まなじりも上がり

「駄目って言われても、溝端倒せるの俺くらいでしょう」

渕上、堂上の頭を優しく叩く

「堂上さん、溝端は一人で勝てる相手と違いますよ」

花彩、凛と

「やはり駄目です、あの溝端さんですよ、ブルックリン消失ですよ そして職員さんがドミネーター飲まされた可能性がある以上、その対策も考えないと」

渕上、腕を組み

「さて改めて、恐ろしいですな」

島上、切に

「渕上、どうにか、ナノマシーンカウンター手に入れられないものか」

渕上、諭す様に

「今日の明日で掻き集めてどうにかなりますか、どうやって接種させますか、溝端でお茶濁して、ホーム端末をオンしない限り、まだ後先はありますよ」

美久里、歩み出ては

「渕上さんの追い込みと相まって、ワトソン居たたまれず亡命しないですかね」

島上、切って捨てては

「それは無いだろう、こんな合法的に築き上げた帝国紛いを手放せるか」

阿南、苦い顔で

「とうとう第三帝国が動くのか」

北浜、嘆息

「この様子だと、州警察は釘を刺されている、よくも手なずけたものだよ やはり全米海軍呼ぶか」

美久里、凛と

「北浜さんは有能ですが、今の御時世で内乱が既成事実となったら、南米地域、そして中南米地域にまで嫌悪感を示し再び独立します 市民を巻き込んでまで鉄槌を与えるのは良策ではありません」

阿南、ほくそ笑む

「おい北浜、たまに大仕事しようとすると、やはり怒られるものだな」

北浜、とくとくと

「ほっとけ阿南、いいですか美久里さん、第三帝国とやり合うって事は、最後は戦地になる事なんですよ 例え各州が独立しようが、全米連邦は正義を重んずる国家でなくてはいけません」

美久里、凛と

「勿論、全米連邦の憲章は遵守します、それも覚悟の上です それならばウォール街をも巻き込み、早期収拾を目指します」

北浜、舌打ち

「そこですか」

堂上、割って入る様に

「戦乱には絶対させない 俺達、上家衆全米班は何の為にいるの、皆の一日一日変わらない幸せを何人たりとも崩させやしないよ」

米上、堂上に抱きつく

「そうそう、ここに私達がいるって事は、そう言う事、もっと頼りなさい と言ってもいい旦那見つけないと、それも分からないものよね」

美久里、不意をつかれ

「最後、それでいいのですか、はあ旦那様」

米上、堂上にべったりのまま、ひたすら頷く

「そうそう、旦那様」

美久里、不意に涙が溢れる

「うう、宮武さん、ふーふー」嗚咽間際

渕上、優しく美久里の頭を抱き寄せ

「ええどす、ええどすがな、背負い込み過ぎて、忘れようとしたものが込み上げてるのどすよ 感情に任せるまま、泣いたらよろしい、恥ずかしくないですよって、」

美久里、堰を切る

「ああーん、何で好きになるんですか、何でです、」



押し黙る州知事執務室 

ワトソン州知事、ようやく

「やれやれ下郎が怒鳴り込むなんて、チリ州の治安はどうなっているのだ」

鯉淵副州知事、とくとくと

「今更ですか、取り敢えず施設警備の強化をされては如何でしょうか ローマのユーロ班までが出て来ると言う事はこちらの事情を察してる筈です、うっかり死んで貰わないと後が絶えませんよ 言い訳は幾らでも出来ます」

ワトソン、吐き捨てる様に

「大体、溝端を雇ったのが大間違いなんだよ、今の問題はそこだ、」

鯉淵、凛と

「私のリクルートに問題が有るとでも」

ワトソン、苦虫を潰す

「いや無い、だがね、溝端なんだよ」

鯉淵、尚も

「2055年のパキスタン統合管理センター襲撃一連は、ワトソンを含めた第三帝国の総意です そして新たにチリ州独立ともなると、スタッフ総動員しなければ成し得ませんよ」

不意にノックも無しに控え室から入って来る、溝端、

「おっと、私の悪口は無しでお願いしますよ」

ワトソン、悪びれる素振りもなく

「全部、聞いていたかね、話は早い」

溝端、嬉々と

「控え室は出入り自由ですからね しかし、私の糾弾とは茶番過ぎて片腹が痛いです」

鯉淵、憮然と

「聞いていたなら話が早いです 一旦捕まり、また逃げたらよろしいのでは」

溝端、一笑に付す

「鰐淵、それはおかしい 捕まりなどしたら私の箔に傷がつく 大体大枚叩いた私を差し出すなど、それは第三帝国の本意なのですか」

鯉淵、尚も

「溝端、こちらとしては、それが最善の策です ここでワトソンの素性が割れてはチリ州独立の計画が頓挫します」

ワトソン、切に

「いいかね溝端、捕まってもドミネーターの話はするな、最後の切り札なんだよ」

溝端、呆れ顔で

「チリ州独立の大義の為に私に無茶を言う 確かに私とすれば、逃げ切れば良いだけだが、いいですか、私という唯我独尊の頂点にいる能力者は一切黒星は付けられないのだよ いいかい、頂きに立つ者として確と言いましょう、頂の者が安に位が下がっては無秩序が生まれるだけです、君達もそれを望まないでしょう」

鰐淵、歯噛みしては

「その思い込みに感服します」

ワトソン、得心しては

「いや溝端、君は正しいよ、それがトップの在り方だ」

溝端、微笑

「実に結構 ワトソンのお墨付きを頂いたので、油断している明後日の明け方には動きましょう 立派な餌を演じますよ」

ワトソン、不敵にも

「実に頼もしい、私にも良い案がある、溝端に華を添えよう、州知事の権限をここで活かしてみせるよ」

鰐淵、毅然と

「ワトソン、事を急いてはチリ州独立の宿願が綻びます 全米連邦にも報告義務が有る手前、程々にお願いします」

溝端、不敵にも

「鯉淵、そこはお構いなく、不足に備えて虎の子はちゃんと用意させた筈だ」

ワトソン、身を乗り出し

「京都かね、ただの傭兵派遣所に全幅の信頼かい そこだよ、いつまで只飯を食わせるのだ」

溝端、窘める様に

「ワトソン、京都の権威を訝しんでは、表を歩けませんよ ただ八反夫妻は腰が重いが、宮武は有能です、立派な露払いの仕事をしている それだけでも雇い入れた価値は有る」

ワトソン、従容と

「ああ、それは信用しよう、我らが第三帝国に本当に派遣してくれたのだから しかし日本人同士がお互い構えるのかね」

溝端、くすりと

「すでに相見え五分ですが、油断は禁物 日本人同士、しかしされど京都です、代替わりのくず達が、それ程物事の本質に迫ってると思えませんが、敵と見做したらとことんやりますよ彼等は お二人御一同に改めて言っておきましょう、無用な猜疑心は身を滅ぼしますよ、分かったなら、彼等と話し合いなどすべきでは無い」

鯉淵、不敵にも

「忠告したかと思えばその姿勢、実に余裕ですね、溝端」

溝端、口角が上がる

「能力者の頂点に立つ私が、相手たる寡勢を態々見定めるのですよ、笑い話にならない様、沢山盛らなければならない 分かりますかこの苦悩、勝敗は常に爽快でなければならない」

ワトソン、自ら拍手

「共感しよう、溝端」

鰐淵、鬼の形相で

「まあ良いでしょう、溝端、お手並み拝見させて頂きましょう」

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