話したいことがあるから

言葉が足りなかったから

言葉をかけてみたら

今度は別の場所が足りなかった


1+1=2にならずの僕ら

なんとなくただぼーっとしていただけなのに

なんとなく時間がすぎていて


気付いたら溜息だけが残留沈殿


君と話がしたいの

君の声で

君の温もりで

前に進む力が溢れて


君と話がしたいの

君の声が聞きたいの

でも あっさりと流れゆく時間

それを言い訳にして

今日が終わる


君と話がしたいの

君の声が聞きたくて

君と膝を突き合わせて

真剣なことじゃないことも

コトコト煮詰めて、染み込ませて


君の事を話したいの

話したいことが山のようにあるから


話したい事がたくさん有りすぎるから


また明日

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