双子、死体消失、安楽椅子探偵……ミステリをたしなむ者の心をくすぐる要素を詰め込みながら、濃密で上質な物語をコンパクトにまとめあげた作品。双子の『よくある』思考実験をお楽しみあれ。
怠惰でチキンな兎。よく予定が狂う。文字数が増える病。 ロジックとマジックが手を取り合ってスキップしてるような話が好きです。 ファンタジーとか青春とか恋愛とか。…
ルイちゃんみたいなどこか勘違いしている元気な妹ほしいなあ……などと、叶わぬ願望はさておき、兄妹のやりとりがとにかく私のツボです。探偵のお兄ちゃんはといいますと、知性にあふれ、教養もあり、なんだかん…続きを読む
一人残らず食えない連中な辺りが実に良い! 毒と耽美に溢れたキャラクター像が推理小説をキャラ萌えだけで読んでしまう私のような人間にもぶっ刺さりました! 私は推理小説には疎いので推理周りに関して…続きを読む
短編でありながら新本格ミステリとしてかなりの完成度を誇っている素晴らしい作品でした。ブラコンの妹と言う解りやすいキャラもラノベ読みの視点から見ても読みやすかったです。心理学の話もすんなりと頭の中…続きを読む
ユングのことが書いてある部分などが興味深かった。 「シャドウ」という概念が、こういう小説に合っているように思えた。
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