終わりに

第38話 自分に自信がない君へ

ここからは、僭越ながらアドバイスを書かせてもらおうかと。


自分に自信がない君へ。


みんな、きっと最初は自分に自信がないのだと思う。

わたしもそうだった。

今でも自分への自信をなくすことがある。

自分よりも仕事ができる人を見かけたり、あるいは自分のスキルの足りなさを実感することはかなり多い。


けど、自信がないということは自分への挑戦の余地があることだと、わたしはポジティブに受け取ることにしてる。

これだけ自分への自信を手に入れるため苦労したのに、新しいことに取り組めば自分への自信は消えてしまう。

それをとりもどすには、やっぱり自分へ挑戦し続けるしか、それだけ時間を費やすしかないんだと思う。

だから、まずは自分が時間を費やしたいと思うなにかを見つけよう。

なにかを見つけたら、とにかく時間を費やそう。

費やした分だけ、自分に自信が持てるようになるはずだ。


あるいは、役割分担だと考えることができると思う。

どんなに仕事ができる人でも、全方位に物事が得意な人はいないし、手が行き届かない部分があるはずだ。

そこを自分がカバーできるようになれば、それはそれで役に立てているはずだ。


そういう物事を捉えるときの発想の逆転や考え方の切り替えが、新しい発見になるしチームの戦力の向上になると思う。

そして、それが自分を救ってくれることもある。


わたしは、自分に自信がない君の可能性に期待しています。

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