140字小説【タイムマシン】他9編

壺義春

タイムマシン

「博士。タイムマシンが完成したと聞いて体験しに来ました。」「まだ効率が悪いので少し未来に行けるだけだよ。マシンの中で2時間ガマンしてくれ。外に出たら3時間経っているはずだ。あ、君の腕時計や携帯電話は私が預かろう。マシンの中に時計があるからそれを使ってくれ。」

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