幼い神と少年の、美しくも微笑ましい永久の幸福

種子であった少女は成長し神と崇められます。
少女にとってすべての生命は、隔てることなく慈しみ愛すべき存在でした。
永い、永い時を経て、彼女が出会った一人の少年。

これは、自らの孤独すら理解していなかった神の少女と、その孤独を理解して受け入れようとする少年との愛の物語です。
胸が温かくなる、そして同時に妄信の危うさを語りかけてくるお話でした。

だってこれ、邪神様のお話だからね。

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