バイオレンスな“退廃”――モノクロームな“荒廃”

舞台、隠れ家、制限時間、責任――
彼女の両肩に乗った、多重の因果への理解が深まるにつれて、肥大化する恐怖心。
画面越しの自分ですら、圧迫されるようなこの息苦しさと焦燥感に、思わず喘いでしまった程です。
閉塞感を強いられる防護服もいい味を出しているように思えます。
踏まえる要素の全てを用いて恐怖を煽ろうとする作者さんの気概には感服いたしました!
情景にも力を入れているので、廃墟にフェチズムを覚える方にも洩れなくオススメです!
ではまた来ます。本日もお疲れ様です!

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