第51話 魔女の大釜

後輩「おはようございます、先輩」


男「おはよう、後輩ちゃん。いい天気だね」


後輩「雨のほうがお好きなのでは?」


男「そうだっけ」


後輩「ふふ。じゃ、行きましょっか」♪


男「うん」










男「おおー……こりゃすごい。満開だね」


後輩「ここ、穴場なんです。誰にも秘密ですよ?」


男「おっけ。あ、レジャーシート敷くよ」


後輩「おわ、ありがとうございます」


男「いえいえこれくらいは」














後輩「では、魔女の大釜メインイベント〜」っお弁当


男「おおー。待ってました!」


後輩「たくさん作ってきましたのでたーんと食べてくださいね」


男「いただきまーす」


後輩「おあがりなさい」














男「んめえー。んまんま」モグモグ


後輩「そんなに頬張らなくてもお弁当は逃げたりしませんよ」


男「だって美味しいんだもの」


後輩「ふふん。ちなみにデザートも用意してあります。ようかんですよ」


男「感謝感激雨あられであります!」










男「ごちそうさまでしたー」


後輩「お粗末さまでしたー」


男「いやあ、後輩ちゃんはハイスペックだねえ。良いお嫁さんになるよ。僕が保証する」


後輩「照れますねえ。あ、先輩。肩に桜の花びらがついてますよ」


男「え。どこどこ?」


後輩「あ、動かないでください。取ってあげます」グイ












チュッ

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