妖怪退治に挑む者が、その正体と対峙した時に何を思うのか。

大流行した疫病を妖怪の仕業として描く物語は多い。

物語は現代風な主人公を中心に、代々続く妖怪退治の専門家としての立ち位置で進んでいく。

題材として深く、戦闘シーンも熱く、妖怪退治物として読み進めていくと……

社会科のお勉強になるのでありました!(笑)


という落ちが付く、確かなタイトル詐欺。
ながらも、最強の妖怪をここに持ってきた着眼点には高いインテリジェンスが潜んでおり、作者さんの教養の深さを感じられる。
社会派妖怪小説です!
ぜひご一読下さい!