第2話 鳥が好き?

窓から見える鳥が好き?

雀と一緒に鳴くのが好き。

にゃ、にゃ、にゃにゃん と鳴くのですね。

憧れますか?

空を飛べる鳥に。


からすを見ても鳴きますね。

ぎゃ、ぎゃ、ぎゃぎゃっ と鳴きますね。


あなたの鳴き声で、あなたが何を見ているか解ります。

すこしだけ、あなたが可哀想に思います。


あなたも飛べたらいいのにね。

飛べたらココから出ていきますか?

帰ってきてくれますか?


あなたが、わたしの膝で眠る。

それだけで、わたしは、必要とされている。

ありがとう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る