拝啓、詩様

絵が上手い人に憧れた

得意なことが

時代に乗れない時代を

ひどく睨んだ


わかっているって

わかりますとも

こんなの誰でもできることって

わかっていた


理解はしたけど理解不能な

気持ちなんだ


あいつは特別だからさ

そんな言葉を必死に追いかけて

空回りして


ただただ、変人という名前がついた


容量なんて

意味が無い

言葉で出来た家に必死に

こもっては

少し出て


でも


僕は詩(これ)がなきゃ

存在の意義がないんだ


しかし

こんな物で何かを動かせるのかと

言われますと


無理とはっきり返します


馬鹿みたい

でも真面目なんだぜ


他人がが笑っても

友達が笑っても

家族が笑っても


僕は詩(これ)に汗と涙を注ぐ

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