Morning glow
朝が焼ける
ちぎれた雲をまとって
光を連れた青を寄せつけずに
朝が焼ける
沈んでいた球体が
存在を誇示するように
霞んでいく音
混ざらない声
停止する時刻
朝が焼ける
朝が
二分する世界が ひとつに戻る
澄んだ色が放つ切なさを
煌々と燃え盛る色が引き連れていく
寄せつけなかったものを取り込み
混ざり
解放へと導かれていく
焼けていたものは
その眩しさを飲みこんで
やさしい色に染まる
夜が 明ける
深く闇に恋した紺色に
憧れ憧れ
焼けた朝日
さあ
新しい一日が今日も始まる
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