歴詩 ～小さな物語～

さ た

再スタートを切るなら

最低と最高と知っていた方がいい

咲けば散るものだと知っていた方がいい

寂しいなんて言ってもいられない

辛抱でもない　でも

心配はする

仕方ないよね

沈んでいるんだから

すんなりと歩き出せる方が神経疑う

素直でいいね

寸分狂わないくらい　そう

素手で手を握り合った方がいいのかも

せめて願う

世界がまだ君の中にある事を

羨望を抱ける事を

折角　産まれてきたのだから

そんなに泣いて

束縛していくんだね　心を

損なんだな

そういう役回り

宝物

たくさんは無いから

たくさん作っていければ

多分　それでいい

ちっちゃいことも

ちっとも無駄だなんて思わない

塵も積もれば山となるから

ちゃんと君の中に　俺は居る？

つまらない事をたまに聞きたくなるくらい

つまりは君が好き

ツンツンしていても

強くないとごまかしたいだけなのが伝わって

照れてくれたら

天に昇る気持ちがわかるのかも　なんて

手を繋いでいて想像する

テレパシーは使えなくてよかった

突然見た笑顔

とても嬉しくて

突破したんだね　それなら

トコトンこのまま走って行こう