フルムーン

月が満たされたら

僕らはどこへ行こうか



『もう ここにはいたくないの』


いつまでも君の声が響く



町の皆が寝静まった夜に


木々に囲まれた湖の上で


月の光に照らされた貴女は


僕が来るのを 今宵も待っている



さあ 手を取り合おう



貴女が笑顔に満たされたままで


フルムーンが近づいてくる日々



待ちきれなくて


待ちきれなくて


また 僕らは囁き合い 踊り続ける



いつか迎えるその日まで



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