SF短編集「2569」とあるがひとつひとつが予想以上に濃厚なお話がしきつめられている印象を受けました。個人的には8-A「私は猫だった」なんですよねぇ。なんでかわからないですけど、この話がドシンと来…続きを読む
暖かくも切ない、一見何の関連性もなさそうなエピソードがどう繋がるのか、??と思いながら読んでいたのですが、最後の章で、うん、分かりました。やられた。という悔しい快感を味わいたい方、お勧めです。
文体が非常に易しく、著者の優しさを感じます。人間ドラマと可愛らしいキャラクターの掛け合いも軽快、短編長編の緩急も効いてとても読みやすい構成です。そして、だからこそ「サイエンス」の冷たさが逆説的に強…続きを読む
最初のエピソードで思わず引き込まれました。暫定順位にしても納得の作品だと思います。
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