愛しいにも程がある

https://kakuyomu.jp/works/1177354054882186549

📖サミュの図書館

作者 有澤いつきさま


傷付いた本を治すお仕事『修復士』。して、本が精神的に傷付くってなんぞや?からの物語なのですが!いいですか?完結したから一気読みに駆けつけたんですよ(私が)、だって読む前からこの作品は大好きって心がわかっていましたからね!(電波発言)

私カクヨムではほとんどフォローってしてないんですけど、既読のすげえお気に入りをいくつかだけフォローしてあるんですがね、こちらに限っては本文ほぼ読まずにフォロー待機してました。やべえぞ、待ち構えてる、やだこわい。それが私だ(犯罪風味)

んで、ちょっとやだ完結したんですって!行かなきゃ!つうわけでこれですよ。タブレットのバッテリーが風前の灯ですよ。まだレビュー書いてないぞ!持ちこたえろ!

こんな駄文書いてないで先にレビュー書けって思うでしょ?興奮してまともなこと書けねえんだよ!(現状このレベル)


私の中のおネエがさっきからうるさい。男のくせにくねくねウフウフしてたかと思ったら途端にガチギレて吠える。うるさい。


ここは私が勝手に愛を叫ぶコーナーだから壊滅してていいけど、レビューは基本ちゃんと書きたいといつも願っている。願って……願い叶わず←

私の限界って、そこが浅すぎやしませんかね……。

自身の低スペックはもう諦めてはいるけど、レビューは頑張るつもりです。まともな、マシなことを書かねば、作品たちに申し訳ない。こんなにも煌めいてひたむきに魅せてくれるいとおしい世界だ。まちがいない。


一言で言えば素晴らしい。違う、何がどう素晴らしいと思ったのか、内容にちゃんと踏み込んできちんと伝えるべきなんだ。いつもそれをしない。


書き手を書き手として愛し、読み手を読み手として愛し、作品を、キャラを、物語を、きちんと愛する奥ゆかしくも鋭い視点。どの立場で読むか、もはやそこには立場にとらわれない個人としてありのままの自分で受けて立つしかない、まさしく読者を丸裸にする作品といえます。ですがですが、ここで問題です。読み手たる私がサミュなのかセレスなのかアルベールなのか、特にアルベールなのか←

アルベールなのか!

でもあの人結構好きよ。絶対お近づきになりたくないけど。

作品のテーマに寄り添うのか、自分のテーマで横断するのか。いろんな人がいるんだから、個性の違いもわかるでしょ。優しい。わかる。尊い。無理。


時々ふっと悟りの境地で昇天しかけたわ、あぶない。


ダメだこれ全然私言語化失敗してる。『誰が読んでも伝わる文章』から対局の『わかる人にはわかる(さっぱりわからない)』感想乙。まあ読了直後なんてトランスよろしくキメちゃってる状態みたいなもんだし?レビューは落ち着いてから冷静に知能を活用して行います。


それはそれとして。サミュ。お前さん。ウブな貴族の箱入りお嬢さんを、ドストレートに攻め込む姿勢は神!それ!清々しい!おっふ、ストライクゾーンに良い球投げて寄越すからテンション上がるだろうが。永遠にふたりをストーキングしてたい。サミュは尊い。かわいい。あざといな(誉め言葉)。


書く人。読む人。読んで感想を書く人。感想にも色々あっていろんなのを読んでいろんな感想を表現するなかで試行錯誤しいろんな角度から作品や作品に向かう自分の姿勢や諸々を検証する人。その先の場所で出会える景色がこの作品には描かれているんだと思います。私にはそう映るってだけなので他の人の目にどんな世界が見えたかはいつも気になるところ。


私は思うのです。有澤さまの書評は確かに紳士的であり大いに読む価値がありますが、それはあくまで誰かの書いた作品を読んだ有澤さまの目を通して写し出されたものの形なのであって、(これは有澤さまに限りませんが)この人の姿勢や視点、思想が、納得しうるものであるならもう書評とか以上にその人の作品、その人が自ら編み出した創作物こそ、最大限、最優先で味わいにいくべきなのだと。自分が信じた相手を信じればそこにはハズレは存在しない。私は私の目をもって相手を選んだといえばなんだか偉そうですけど、出会ったもの見つけたものをうっかり見落としてスルーしてしまってどうするんだい、って話です。これが作者読み。大人買い。この人が書くものは読むね。


それがロックオンてことだ。


何年、何十年、ひとつの作品に時間や思考や嗜好を凝らして。良いじゃねえか。こっちも熟すのを待っている。かりに読まれないという事実が長期あっても、それが愛されていないということではない。愛なんて見えにくいものだ。だからこそその時は声高に叫ぼう。当たり前だ。いつも安売りなんかしない。ひとつの作品を完結に導いたその魂と、それを支えた人々に感謝します。





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