第10話 どういう意味だ、このやろう

「はい、到着ですよ、奥様。ここで大人しくロウリエの薬を待っていましょうね」

「ひっくひっくひっく」

 一切表情を変えないルカウトは、淡々と告げながら、スタンが開けた寝室の扉をくぐりぬけた。

「ひっく、ひっく、ひっく」

「はいはーい、了解しましたよ?」

 ルカウトは愛嬌たっぷりに小首を傾げる。相変わらずの無表情ではあったのだけれど。

 そんなことよりも、だ。

 一体何を了解したんだ、何を!



 部屋に入ったケフィは手早く寝台を整えると、今度は暖炉の火をつけにいった。

 綺麗に皺が伸ばされたシーツの上に、ゆっくりと下ろされる。ひっくひっくとしゃっくりで跳ねる身体の振動も、やわらかな寝台が吸収してくれるので、視界がぶれない分ちょっと気が楽だ。

 大人しく寝台の背もたれに寄り掛かると、ルカウトが掛布をふわりと膝に掛けてくれた。背にあるクッションに静かに身体を埋める。と言っても、しゃっくりは止まってないので、相当うるさくはあるのだけれど。

 てきぱきとここまでの作業をこなしたルカウトは「では、白湯を用意してまいりますね」とにこりともせずに場を離れた。

 暖炉の火がついたのだろう。こちらに背を向けかがみこんでいるケフィが火かき棒で調整する度に、灰を掻く音に混じって、ぱちぱちと薪が爆ぜる音がする。

 寝台の足元近くに立つスタンは、目だけをきょろきょろと動かして周囲の気配を伺っていた。主にバノと二人で警備をしていることの多い分、緊張しているのかもしれない。スタンの方がバノよりも年下な分なおさらだろう。

「ひっ、ス、ぅく」

 スタンが、同情を多分に含んだ目でこちらを振り向く。ダメだ、まったくもって言葉にならなくなってきたらしい。安心させようにも、無理だ。ついでに、涙もやはり止まりそうにもないから、傍から見たら、随分と可哀相な有様になっているのだろう。どちらかと言えば、慰められそうなのは私の方だ。

「奥様、ご無理なさらずに」

「……ひ、ひっくひっくひっく」

 案の定、スタンに気遣われてしまい、いたたまれなくなってきた。

 ああ、もういい加減にしてほしい。久しぶりに大泣きしているせいか、額のあたりがジンジンしてきた。そのうち、頭痛に変わってしまいそうですごく嫌だ。

「さぁさ、奥様、白湯をお持ちしましたよ」

「ひっく」

「はい、どういたしまして」

 ルカウトが盆に載せて運んできてくれた、白い陶器の小椀を受け取る。白湯の入った薄い陶器からは、ほんのりと温かさが手を伝うものの、程よく冷まされているのかうっすらとしか湯気が立ち上がってはいなかった。

 小椀のふちをそっと口に近付けて、白湯を口に含む――と、同時にしゃっくりが、喉奥から飛び出た。

 結果、面白いように、白湯を気管に詰まらせてしまった私は、ゲホゲホと咳き込んでしまったうえ、胸元まで服をぐっしょりと濡らしてしまったのだ。ああ、せっかくお義母様がいらっしゃるからと、質のよいものを選んだというのに、シミになってしまう。

「だめではないですか、奥様。白湯は、ゆっくり飲まないと」

 素早く小椀を取り上げてくれたルカウトが諫めてくる。だけれど、それができるのなら、はじめからしているというのに。

 差し出されたタオルをありがたく受け取る。簡単に水気を取ってしまった後に、再度ルカウトが注ぎなおしてきてくれた白湯を今度は慎重に飲んだ。

 また詰まらせそうになりながらも、白湯を飲んでゆくと、しゃっくり続きで乾ききっていた喉の奥がするするとほどけていくようだった。それでもまだまだ、しゃっくりは続く。嫌になるほど、涙もぼたぼた落ち続ける。

「ひっくひっく」

「息が苦しいですか?」

 ルカウトが尋ねてきたので、こくりと頷いて答えた。

 苦しい。本当に苦しいのだ。まさか、しゃっくりがこんなに苦しいものだったとは、初めて知った。

「そうなのですか。それはとても大変ですね。ああ、そうです、奥様。お願いですから、このままお眠りにならないでくださいね。私は、どういった効能があるのか大まかにしか聞かされていないのですよ。何かの拍子で呼吸が止まってしまったら、困るので。私じゃ、対処のしようがありません。自慢じゃありませんが、この点に関しての知識はゼロですので、ひとつよろしくお願いします」

 最後に、ぺこりと頭を下げて言われたルカウトの言葉に、できることなら絶句したかった。したかった、が。当然ながら、しゃっくりのせいで叶うはずもなかった。

 怖がらせてどうする、縁起でもない。というより、呼吸が止まったらどうしようと、本当に怖くなってくるのでやめてほしい、切実に……!

「それにしても、ロウリエが遅いですねぇ」

 ルカウトが呟く。ほんのわずかに眉根を寄せて。もしかしたら、彼も心配をしているのかもしれない。私が白湯を飲み終えてしまったのを見計らって、ルカウトは小椀を取った。そのまま、来た時と同じように盆に載せて奥に片づけに行く。

 代わりに、暖炉の火を整え終えたらしいケフィが、手を前掛けで拭いながら、こちらへとやって来た。傍まで来た彼女は、しゃっくりをし続ける私の背をさすってくれる。しゃっくりも涙も、そろそろ諦めて止まってほしいものだ。それとも、私の方が諦めろと言いたいのか。

「――ひくっ……」

 盆を置いて再び奥から出てきたルカウトが、ちらとこちらを見る。それから彼は、扉を開いて廊下を確認しに行った。

 遅いとか、早いとかの前に、ロウリィは今現在無事なのかしら。私と同じものを食べたのだから、きっとロウリィもしゃっくりと涙地獄に陥っているはずなのだ。死ぬような毒じゃないとロウリィは言っていたけれど、ルカウトの言うように何かの拍子で止まってしまったのなら、私にはどうしようもない。

 なのに、なのに。

 本当に、どうして食べちゃったんだ、あの人は! ぽやぽやを通り越して、大バカ者だったのかしら。

「遅いじゃないですか、ロウリエ」

 そう、遅いのよ――って!?

 ルカウトの責めるような声に顔を上げれば、ロウリィがちょうど部屋に入って来たところだった。左手には、こっそりと覗き見していた時にロウリィが持っていたものと似た中ぶりの椀が抱えられている。

「すみません、思ったよりも時間がかかってしまいました」

「材料は新たに調達せずともあったでしょうに。そうですか。そんなに動揺したのですか」

「うるさいですよ、ルカ」

 ロウリィは、ルカウトを睨む。

 ルカウトが引き開いた扉をロウリィが通り抜けた後も、彼ら二人は言いあいながら、寝台のところまでやって来た。当り前のようにルカウトが椅子を持ってくる。当然、その椅子に腰かけたロウリィは、私の正面に来てしまったわけだ。

「すぐによくなりますからね」と、労わるように話しかけてきたロウリィに唖然とする。呆けても、相変わらずしゃっくりをしつつ、ぼたぼたと涙を流していたから、誰もそんなこと気づいてはいなかったようだけれど。

 ざりざりと。やはりすり鉢だったらしい椀に入った焦げ茶の半固形のものを、ロウリィは一匙分かき集める。それを掬い上げたスプーンの先を、彼は私の前に差しだした。

「はい、カザリアさん。口を開けてください」

「ひっく、ひ、――んぐっっ」

「はい、よくできましたね」

 ぽやんと笑って、ロウリィは用済みとなった椀をルカウトに渡した。

 よくできました、ってそんな子どもじゃないんだから。……じゃなくて、そうじゃなくて!

「――カザリアさん、ちょっと痛いです、い、痛い。どうして怒っているんですか。いえ、怒られる理由は十二分にあるわけですが……。すみません、次は、絶対にもっと気をつけますので」

 そうじゃなくて。そうじゃないのよ。

 違う違う、と首を振って、ロウリィの服の襟元を掴み、ガクガクと揺さぶる。

 ああ、と合点がいったように頷いたのは、ロウリィではなくルカウトの方だった。

「奥様、随分とご心配なさっているようでしたから、ロウリエがけろっとして現れたことに怒っていらっしゃるのではないでしょうか。説明も何もなしに、毒入りクッキーなんか食べちゃうからですよ」

「わかっているなら、説明していてくださいよ!」

 何かわかっていたのなら、説明しなさいよ! あの時まったく別の方向に話を曲げていったのはどこの誰だ。わざとだったのか、とケフィと二人で、ルカウトを睨みつければ「私はそちらの方は、まったくもって心配する必要がないと思っていますので」と彼こそが、けろっと言い放つ。

「そんな、兄弟同然に育ったロウリエと奥様の仲をあわよくば深めて差しあげようなんて、そんな野暮な真似、この私にできるわけがないではありませんか」

「野暮でも何でもいいので、こういう場合はきちんと説明していてくださいよ!」

「ご自分で説明なさらなかったのが、悪いのですよ、ロウリエ。そもそも、私も以前から毒を自ら口にして分量を量るのはどうかと思っていたのです。これに懲りて以後やめるように」

「ですが、あれが一番手っ取り早――」

「やめるように」

 きぱりと言い切られて、ロウリィは「……つまりそういうわけです」と呻いた。

 そういうわけって、どういうわけよ。ちっとも説明になってない。意味不明だ。

「ちゃん、ひく、と……説明、ひっ、しな、っく、さいっ!」

 ロウリィの襟首をがっちりと掴んだまま、睨み上げる。すると、彼は居心地悪そうに、すすーっと視線を横に反らした。

「えー……。つまり、僕らはよく遊んでいたし、よく試すので、あれくらい大丈夫で、食べて確かめちゃった方がいろいろと楽なんです。それで食べて、薬作ろうと思ったんです。毒性少ないですし、調べないと逆に危ないので」

 ロウリィから手を離さぬまま、ルカウトの方を見上げる。彼は主を見やって肩を竦めた。

「つまり。ロウリエが毒の魅力に取りつかれた幼少時以来、ロウリエと彼に付きあわされた私は、様々な毒を試しては遊んでいたわけです。ほら、興味本位でなめちゃったりとか、幼少の頃はよくあることですよね。効能を書物で調べつつのお茶目でしたので、軽い毒だけではありますが。

 それに加え、ロウリエは薬を作っていますから。人体に害がないか、他にも効能など、初めに確かめるのは薬を作る彼自身ですし、奥様の召しあがった毒ぐらいはそういう経緯で身体が慣れすぎていて痛くもかゆくもないわけです。今回は毒性が軽い分、きちんと分量を把握しておかないと、解毒薬の方が効果を持ちすぎて身体に与える影響が強くなるため、逆に身体に毒です。そういった意味でクッキー内の毒の含有量を調べる必要がありました。

 が。食して中に入っている毒の分量を調べるのは、ロウリエの昔からの悪い癖ですね。軽毒性のものしかさすがに召しあがりはしませんが、そっちの方が分解して調べるよりも早いからと理解不能なことを仰ってやめてくださいません。

 ついでに、申しあげますと奥様が召しあがる前にも、ロウリエは、あのクッキー食べています」

 淡々と息つく間もなく喋り続けたルカウトは「以上です」と説明を切った。

「――ちょっ、ひっく、と、ロウリィ。前にも、あれを食べ、ひっく、たって、どういうこと!?」

「ルカっ! 余計なことまで、言わないでくださいよ!」

「いやはや、奥様がいてくださると非常に助かります」

 はははははは、とルカウトは口でわざとらしい笑い声をつくってにっこりと笑った。

「ははは、じゃない!」

「さすがに言うべきでないことは口にしていないのでいいではないですか、ロウリエ。おや、私たちはどうも邪魔者のようですね。さぁさ、行きますよ、ケフィ。他の方にも奥様は無事と伝え、安心させて差しあげなければ。スタンも警備は部屋の外でなさい。野暮ですからね、野暮、野暮。いやー野暮」

「ちょっ、ルカ……! 逃げないでくださいよ!」

 ルカウトは知らぬ存ぜぬとケフィとスタンの背を無理矢理押して、さっさと部屋を出て行った。ケフィの戸惑った顔がこちらを振り返ったのを最後にパタリと扉が閉じられる。

 えぇー、と扉の向こうのルカウトの姿を追ったまま、性懲りもなく目を反らし続けるロウリィの首根っこを私はぐっと掴み寄せた。

「カザリアさん、あの、苦しいです」

「あっなたは、どうしてそんなに危機管理が、ひく、なってないんですか!」

「えー……はい、すみません。……カザリアさん、瞼が真赤ですよ?」

「はなっ、しを――」

「涙はもう止まったようですね」

 ほっと、つかれた溜息と共に、眦に残っていた涙を指で掬われる。「痛くはないですか?」と、ロウリィは、私の瞼を指の腹でなぞりながら、ぽやぽやとどこまでも優しい顔で言った。

「だから、……――っ!」

「な、なんで泣くんですかっ!?」

「知らないわよ、そんなの!」

 わたわたと、さっきとは違う焦り方をしはじめた人から逃げるために顔を俯かせる。

 熱い固まりが喉の奥からこみ上げてきた。しゃっくりとは違う息苦しさに、さいなまれる。頬を伝わっては落ちる雫の熱さに驚く。あやすようにおたおたと頬を拭い続ける掌がふわふわとしていて、温かかった。

 よかった。大丈夫だった。生きてる。ちゃんと生きてた。

 すぐ傍にある胸に額をくっつける。大丈夫だ。だって、ちゃんと音がするもの。まったく、全然、ちっとも、少しだって、この音は消えそうにない。

 そのことを実感したら、また勝手に涙が落ちた。

「怖かった、ですね」

 尋ね、確かめるように、静かな声が頭上に落ちた。

 とてもロウリィには似合わないと思った。

 だけれど、私はすごく怖かったのだ、と思った。

 抱きかかえるように背にまわされた手が温かであることに安堵する。頭にくっつけ載せられた重さに、すごく安堵する。

「もしも、と……思うと肝が縮みますよ」

 本当に、と微かに続いた声が胸に沁みた。じんわりと土に水が沁み渡るように私の中に落ちたのだ。

 多分。

 きっと、私にとってはロウリィだけが、唯一の家族なのだ。王都から遠く離れた、このエンピティロでは。

 ここにはルーベンもバノもスタンもケフィも他にもたくさんたくさん傍にいてくれる人がいるけれど、根本の根本では彼らが仕えているのは領主であるロウリィでしかないから、ロウリィがいなくなってしまえば、私は一人ぼっちになってしまうのだろう。

 そうなったらとても寂しいと思った。悲しい。どうしようもなく切なくてたまらなくなった。

「あの、ね……、ロウリィ」

 ロウリィの胸から額を外して、ゆっくりと彼を見上げる。

「もしかして、どこか気持ち悪かったりします? 副作用が出る可能性もあることにはあるんです」

「えっと、そうじゃなくて……」

 ロウリィの頬に両手を伸ばす。無我夢中で引っ張りすぎていたせいか、彼の頬はほんのりとまだ赤く腫れていた。

 さするようにそっと、その頬に手を伸ばす。

 いつもなら細くなって見えなくなってしまう薄蒼の瞳が、見る見るうちに丸く見開かれていく。

 ――途端。

 口元をふくよかな手で思い切り押さえつけられ、私は彼に近づくことを阻まれた。

「な、何するのよ!」

「す、すみません、思わず」

 何が思わずだ。今までになく至近にある薄蒼の双眸を睨みつける。

「ちょっとは空気をよーみーなーさーいっ!」

「く、空気を読んだ結果です!」

 どういう意味だ、このやろう。人が、せっかくせっかく……!

「すみません、本当に無理です! これ以上は、無理なんですっ!」

 そんなに嫌か。なるほど、そんなに私からの口付けが嫌なのか。

 ふわっとぽちゃっとした頬にあてていた手で、びよーんと彼の頬を横に引っ張る。音が鳴ればいいのに、と思いながら、ばちんと指を離した。

「いだっ、ちょ、カザリアさん! ……って、な!? なんで、泣くんですか」

 びっくりしているロウリィの手がぱっと私の口元から離れる。覆いをなくした口で、思い切り息を吸った。

「うるっさい!」

「――ふごっ!?」

 指先に触れたクッションをそのままひっつかんで、ロウリィの顔面に投げつける。

「出ていけ!」

 寝台の背もたれにはクッションがたくさんあるのだ。手当たりしだい、次々にひっつかんでは、ロウリィの顔めがけて、力の限り投げつける。

「出ていけ、ばかーーーっ!」

 避けられるわけもないロウリィには、ことごとくクッションが命中した。

 ばふばふばふぅとクッションがぶつかっては床に落ちる度に、弱々しい呻きが聞こえる。

 ひっく、と落ち着いていたはずの、しゃっくりが出て声がうわずった。

「どっかいけ、ばか、いやだ、ここ、でていって、ろうりぃなんか、でていけ」

「えっと、はい。はい、わかりました、今すぐ出ていくので落ち着いてください。いいですか、どこか体調が悪くなったら、僕じゃなくてもいいんで、すぐに誰かに知らせてくださいね」

 混乱しているのが丸わかりの様子で、おたおたとロウリィが言う。とうとう投げるクッションまで失くして、私はどうすればいいのか、わからなくなった。

「だから。泣かないでください、カザリアさん。お願いですから」

 お願いされて止まるのなら、もうとっくの昔に自分で止めている。

 顔を俯かせてぼろぼろ泣いていると、しばらくしてパタリと扉が閉まる音がした。

 そろりと面を上げれば部屋の中には誰もいなくなっていた。嘘みたいに静かになった部屋でぱちぱちと暖炉の火が爆ぜる音だけが、こだまする。

「だっ、から、どうして、すぐにいなくなるのよ……」

 うぅ、もう本当に嫌だ。

 ずっと泣いていたせいか、予想していた通り頭が痛くなってきた。熱を持った額ががんがんする。

「ちょっとくらい、踏ん張って留まりなさいよね」

 そのくらい、してくれたっていいのに。

 重くなりすぎた頭に耐えきれず、ぽすりと掛布の上に頭を落とし倒れ込む。前かがみになっているせいで、なんだか、そこかしこが辛い。かと言って、体勢を変えるのもおっくうだった。

 だから、そのまま、目を閉じた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る