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  • 久葉中研究部へようこそへの応援コメント

    元気が中学に入学して、研究部に正式に入部するまでに出会う仲間たちや先生たち、そしてその過程で起きる事件、三年前に失踪した父蓬莱哲也の謎も絡めてとても興味深く読ませていただきました!

    以下ネタバレがあります。

    最近読ませていただいた、『なぜ前に聞かなかったのか?』ではすっかり研究部の一員になっていた牧羽美緒ですが、最初はこんな感じだったんだ?!と驚きました!

    元気や澄香、篤志、美緒の出身小学校の設定や久葉中の部活の状況など、細かい箇所にも気を配っている印象を持ちました!

    また、『研究部を探せ』の中で、元気と澄香が階段を一段一段上がりながら話す場面は、とても好きなシーンです。

    3つの謎解きと元気の父親の失踪という大きな謎解きが合わさっていて、父親の事件の方に作品の主題が置かれている構成は、ラストに向けて読み応えがありました!

    学校の抱える部活動と勉強の両立の問題、生徒の自主性への喚起など、取り組んでいるテーマに真摯なものを感じました。

    一方、3つの謎解きについて、ややそのエピソード自体が弱い?というのか、もしかしたらもっとこうすれば簡単に解決してたかな?!と思ったりもして、ああ、そういうことだったのか!みたいな驚き感がちょっと強くなかった印象を持ちました。

    『研究部の真実』の
    「知人の実家が西陣織の関係の仕事をしていて、コンピューターグラフィックスを使って製紋する時に使うのであったら寄付してほしいと頼まれて、ある日使っていなさそうなフロッピーディスクを見つけてしまい……」

    のセリフの箇所がわからなかったのですが、フロッピーディスクを使うのは野島先生の知人だと思うのですが、”使うのであったら寄付してほしい”の箇所が??で、

    後、製紋にフロッピーディスクが必要な理由が今ひとつわかりませんでした、、、

    最後に

    “自分がやるべきことをやり続けなさい。それだけの力を持てる人間になってほしい。“

    という蓬莱先生の言葉が心に残りました!

    作者からの返信

     再びコメントありがとうございます。階段のシーンは2人の身長差を書くために学校の階段の段差の高さまで調べたんだよなあ、(確か1段を15cmくらいという設定にしたはず)と懐かしく思うところ。作者冥利につきます。
     フロッピーディスクの件はどこかでちらっと聞いた程度なのでリアリティがなく、申し訳ありません。再度調べたところ、こちらを読んでいただくのが分かりやすいかと。
    https://togetter.com/li/703630
     トリック部分に関しましては、精進してまいります。