新・異世界ファンタジーの金字塔!

ゼロ魔が私の初めて読んだラノベになりますが、何度も読み返す作品です。

今の主流の一つである「異世界もの」の走りになりますが、別に異世界に行く物語自体は昔からあり、それこそ神話にだってあります。
主人公たるサイトの行動や心情も(少なくとも一巻においては)別に特筆することもなく普遍的です。
ですがそれは言い換えれば王道であり、王道はスパイスを加えれば劇的に面白くなります。

そのスパイスこそ、ルイズの釘宮病……ゲフンゲフン、ツンデレです。

未だに私はこの魅力にとりつかれております。
ルイズのギャップたるや、可愛くて可愛くてサイトでなくてもニヤニヤします。
このルイズによって普通であるサイトが、情けなくなったりキモくなったり、時にはとても格好良くなったり、魅力的な主人公へと成長する過程にとても楽しめました。

ラノベ限らずファンタジー界の名作に偽りはありません!