第15話 それは一時の別れになるはずだった

 俺についてきたいと言った奴らもいたが、チートの俺に仲間は必要ない。むしろ足手まといになるだけだった。

 一人で旅に出るのは寂しさもあったが、なに町に戻ればいつでも会えるさ。

 俺は軽い気持ちで前を向き、冒険の一歩を踏み出すことにした。

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