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『瑠璃の王石』第16話、更新しました!

すみません、執筆が間に合わず予定より1日遅れての更新となってしまいました。
やっと話が主人公側に戻りました。ハーシェルとルカが登場するのは……(更新回数検索中)……なんと5ヶ月ぶり!?作者もびっくりです。長い間お待たせしました。
5ヶ月も経ってお忘れかもしれないので、ちょっと話を振り返りますね。以下、「第13話 地下牢へ」まで未読の方ご注意ください。


◇◇◇


ある晩、侍女のサティを脅し、ハーシェルのコップに毒を入れさせた犯人が、ついに直接ハーシェルの寝込みを襲ってきました。それが、なんと幼い頃毎日のように一緒に過ごし、ハーシェルがずっと会いたいと思っていたウィルだったのです(第6話 真夜中の侵入者)。

暗殺は未遂に終わり、ウィルはハーシェルの前から姿を消します。もう一度ウィルに会って、真相を確かめたいと思ったハーシェルは、わざと命を狙いやすい隙をつくってウィルをおびき出すことに成功します(第7話 待ちびと)。

しかし、ウィルは何の弁明もせず、「『ウィル』などというやつは知らない」と言うだけ。ここで、初めてウィルの目的が明らかになります。「ハーシェルの母の形見である瑠璃色の石を奪う」こと、それがウィルの本当の目的でした。
悲しみの中、ハーシェルはウィルと剣を交えて戦います。そんな中、ウィルを狙って飛んできた矢をかばい、ハーシェルは怪我を負ってしまいます。その後ウィルはナイル兵から逃げきれず、地下牢に閉じ込められてしまいます(第9話 仮面の裏側、第10話 交わる剣)。

ハーシェルは側近のルカと協力し、ウィルを助け出すためこっそり地下牢へと向かいました。しかしたどり着いた地下牢の扉はすでに開いており、中には誰もいなかったのです(第13話 地下牢へ)。


……思ったより長くなってしまいました。

これからしばらく、舞台はアグレシア王国に移ります。今回の話は、その序章といったところです。
ルカの陽気な同僚カイルや、侍女のサティ、それからウィルもどこかでがっつり出てくるのでお楽しみに!

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