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ワクワクチンチ...(省略されました。続きはワッフルワッフル

私事ですがコロナのワクチン接種2回目が終わったので、副反応などの様子を備忘録として残しておきます。
世間では3回目の話も上がっていますが、インフルエンザの予防接種みたいな感じでやりたい人だけどうぞってくらいにまで収束してくれたら良いんですけどね。

まず、予約の取りにくいこと。
集団摂取の予約のためにパソコンの前で構える……ということが初回は出来ませんでした。
仕事中だからね、仕方ないね。
朝9時に予約開始で昼休みに確認したところ全て埋まっていました。
その次は日程追加の日が休みだったので、文字通りパソコンの前に張り付いていました。
そしたら簡単に予約完了。
といっても、9時1分の時点で36/120人みたいな感じの時間帯もありました。
すでに住民の半数以上が接種済みだったので、そこまで熾烈なイス取りゲームではなかったのかな、と。
ちなみにモデルナでした。
集団摂取はほぼモデルナになってましたね。


1回目の摂取当日。
会場に入るとパイプ椅子が並べられていて何かのセミナーかと。
床はブルーシートで覆われ、持参したスリッパの擦れる音だけが響く空間。
ナイチンゲールはクリミア戦争でしたっけ。
負傷兵の気分。
正しい衛生観念を持つって大事だなぁって思いました。

前の席の女の子(おそらく10代)が忘れ物をしてるっぽくて、親に連絡取ったりしてパニックになってました。
会場の人に宥められてましたが、ワクチン接種前にパニック状態になると後に響きますよね。
実は自分も2回目の時に身分証を忘れたのですが、取りに戻ると言うと「口頭で名前と生年月日を言ってもらったら大丈夫」と落ち着いた口調で看護師さん? に言われました。
まあそんなことやらかそうが平常心でしたけどね。
それくらい図太く生きた方が人生楽なんです。

1回目の注射は全然痛みもなく、気分が優れないことも何事もなく終えました。
親御さんと一緒に来ていた中学生くらいの女の子が体調が悪くなったらしく車椅子に乗せられていきました。
多分15歳以下は保護者同伴だったかと。

ただ、打ってすぐに喉の乾きと空腹感が襲ってきました。
喉が渇くってのはよく聞きますがお腹が空くのはびっくり。
思わずスーパーでお菓子買ってすぐに食べました。

その後、腕の痛みはインフルの予防接種程度の筋肉痛みたいな感じが2~3日続いた程度です。
発熱もなく、ただ少し経ってから一日気分の悪い日があったのですが、副反応とは無関係かもしれません。
1回目は大したことなく終わりました。


そして2回目。
みんな口々に「2回目は痛かった」と言われていましたが、確かに何故か痛かった。
そして30分もしないうちに痺れるほどではないが違和感というか腕が上がらない感覚に襲われる。
強くハンドルを握ると痺れる感じ。

そして2回目もめっちゃお腹減った。
ただ、1回目のときよりも鮮明に感じたのは「胃は食事を求めているが喉は食事を求めていない」ということ。
満腹中枢が馬鹿になってる感じ。
実際、食べても食べても余裕でしたが食道が限界とゲップを連発。
自分でも「これ以上は(後のことを考えると)ヤバい」とセーブしました。
多分正解。

寝るまでは平熱で、腕が痛くて寝付くのに時間がかかりそうだな、くらいの感じ。
翌朝起きて「あれ、熱が出るって言うけど平気だし何とも無いな」
と思い、熱を計ると38℃。
あれれー?

ちなみにこの日は日曜なので休み。
朝7時に起きて、眠くないのでそこから11時までずっとゲーム。
そこから少し眠気が来たので二度寝して14時。
相変わらず38℃。
ただ、熱があると言っても風邪の時のような「ぼーっとしてしんどい」みたいな感じはなく、ただ熱があるだけみたいな状態。
普通に御飯食べるしテレビ見るし歩けるし。
風邪の時とは違う不思議な感覚でした。
これが理由もわからず熱が出ていたら非常に恐ろしいですが、理由がはっきりしているので怖くも何とも無いですね。
ていうか「風邪」とかいう正体不明の病気で発熱してる方が「なんだ風邪か」って安心できるって変な感じ。

一応用意していたポカリを1リットルくらい飲んだので、喉は渇いていたんでしょうね。
あと解熱剤としてバファリンを飲みましたが特に熱は下がらず。
効き目がない――と思っていましたが、夜に腕の痛みが再発したので、バファリンは腕の痛みを和らげていたようです。
ロキソニン的な役割を果たしていたものかと。
だって夜痛くて眠れなかったもの。
感覚的に「熱は時間が経ったら勝手に下る」という根拠のない自信があったのですが、全くその通りで翌朝になるとケロッと治りました。

だいたい年に一度は風邪引いて38℃台の熱を出す人間なので、正直発熱自体は全然辛くありませんでした。
でも普段元気な人はあの発熱はしんどいと思います。
あと、日曜は夜寝るまで一切熱が下る気配がなかったので終わりのない迷路みたいなところも不安要素だったのかもしれません。
月曜も熱あったら仕事休めるラッキー、くらいに考えていたので、直感で熱が下がっていることを感じ取った後は「何とか休む言い訳はないか」と脳をフル回転させましたが、休んだ方が仕事溜まって辛いと自分に言い聞かせ仕事に向かいました。偉い偉い。


今の所数日経って体調不良を起こしたとかは何もないので、これ以上の副反応は無いものかと。
抗体が作られる途中でもしかしたらなにかあるやもしれませんが。

全国的にも感染者は減少していますし、うちの地域は緊急事態宣言が解除された10月前からすでに感染者がほとんど発生していなかったので、あまり危機感はありません。
もちろんみんな普段マスクはしていますし、大人数の宴会もなければ道端で大声を出す人もいません。
まだ日常を取り戻すにはしばらく掛かるかもしれませんが、気長に待ちましょう。

ここでいう日常とは、ライブ観戦で大声を上げ、帰りに深夜のラーメン屋にふらっと立ち寄ってラーメンとチャーハンを食べられる、そんな生活のことです。
時短は解除された、あと半分。

2件のコメント

  • ワクチン集団接種会場の非日常感は雰囲気良かったですね。パンデミックの緊張感とも違うし、絶望とも希望ともまた異なった空気の緩い待ち時間。
    いろいろな人を観察してたけど、こっちも観測されてたんだろうな。キョロキョロしてる奴がいるなーとか。
  • 鳥辺野九さん

    非日常感が半端なかったですね。
    ワクチン接種の時期が減少傾向にある時だったので終末的悲壮感はあまりなかったですが、初期の頃は本当にSF的な雰囲気が漂っていたでしょうね。
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