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今回のウイスキーの擬人化 バッドエンド

神職の家系の娘さんだったモノ。

手遅れだ。
彼女の選択は鏖(みなごろし)だった。
満月の度に人々は姿を消した。

カミの刻印は返り血と混じり合い禍々しく歪んでしまった。
色を無くした瞳と髪には魔が宿り、その姿は異形と成り果ててしまった。

今夜は綺麗な満月だ。霧が出てきた。

「誰ひとり、寂シク……ナイ、ヨウニ……」

彼女が俺を喰べにくる。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054887337556/episodes/16817330663891630553

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