• 異世界ファンタジー
  • エッセイ・ノンフィクション

挿絵:ネリネ

 元娼婦の母親を持つ少女。けれども母親が体を壊してからは彼女が街へ出向き、花を売ることで生計を立てている。主に赤い薔薇を商品として扱い『幸福の薔薇』として道行く人へ売っている。

 青く長い艶やかな髪に整った顔立ち、それにピンクを基調に所々に花をあしらったであろう模様のワンピース、その上には薄いスケスケのベーゼのような羽織ものを着ており、その服だけでいえば娼婦と言えなくもない。左腕に下げている木で作られたカゴにいくつかの赤い薔薇が入れられている。

 またどこか幸薄そうな雰囲気を持ち合わせているが、デュランと出会ったことで一変していくことになる。

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