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「月曜日の方違さんは、たどりつけない」の連載第一回をお届けいたします

みなさんこんばんは。猫村まぬるです。

新しい連載小説、
『月曜日の方違さんは、たどりつけない』
の連載第一回をお届けいたします。

https://kakuyomu.jp/works/16817139555056440728

高校に入学した苗村まもる君が、クラスメイトの方違《ほうちがい》くるりさんと出会って、いろんなことをして一年を過ごします。ただ、方違さんはひとつだけ、ちょっと非現実的なトラブルを抱えていて……、というお話です。
 
なるべく軽く、楽しめるものを書こうとしたつもりてす。

6月8日から4夜連続、午後10:30ごろに、プロローグから第一話までを公開しますので、よければご一読ください。


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近ごろずっと、悩みのないもの、人と人が争わないもの、悪意のないもの、社会や世界の不条理と無縁なものを書きたいという気持ちがありました。

それでわたしのあたまに浮かんだのが、マンガみたいな「ほのぼの学園日常モノ」というイメージでした。

でもそれだけでは、わたしには書く動機もアイディアもなくて、あきらめていたのですが、ずっと以前からあった全然別の構想と合体させてみると、なんだかうまく書けそうな気がして、やってみたのがこの作品です。

なので、「日常モノ」が「非日常モノ」に変わってしまったのですが、当初の考えは捨てず、重苦しいものや深刻なものにはしないつもりです。

正直に言って、いままで猫村の書くものを気に入ってくださっていた方々には、楽しんでいただけないかもしれません。かといって、どんな方が読んでくださるのか思い描くこともできません。

だから不安でもあり、恥ずかしくもあるのですが、でももうそれは、人様の目に入る場所に出してみない限りは分かりようもありませんし、最後は自分の方向感覚を信じるしかありません。こう見えて、それなりに真剣に書いています。

タイトルは、軽いイメージにするために少し長めで、内容を端的に表すものを考えたかったのですが、最後まであれこれ迷いました。

結果、どこかで見たような題名にはなってますが、まあいいか。これで伝わればいいなという思いです。

話数としては、1年12か月、あるいは30分枠のアニメのワンクールくらいをイメージしていますが、遅筆の猫村ですので、もしお待ちくださるなら、気長に構えていただきますようお願い申し上げます。

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