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友人からのススメ

たとえば、誰かに服をプレゼントするとなった時、自分の好みで選んだそれが、果たして気に入ってもらえるだろうかという心許なさがつきまといます。
お勧めだからと音楽CDを貸す時、自分のセンスが果たして相手にも適合するだろうかと、憂慮の念が過ぎります。
こういった、趣味嗜好のものは、容易には相手に勧められない気がしています。
先週、友人と会った際に、超オススメだからと一冊の本をもらいました。
池井戸潤さんの『果つる底なき』。
本好きの友達なので、本をプレゼントされた時のあのソワソワもなく、ありがたく受け取って、毎日の通勤電車で読み始めました。
最初の方から既にめちゃくちゃ面白く、つい先ほど読み終えたのですが、後半から終盤の盛り上がりはとんでもなかったです。
どうしてこれを読んでなかったのかと思うほどの作品で、読み終えてすぐに、友人にお礼のメールを送りました。
オススメの本がまた一冊増えました。

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