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頂いた感想への返信

>ひとみ様へ
いつも大変お世話になっております。
「ただの愚痴じゃねぇか。チラシの裏にでも書いておけ」といった内容の、どうしようもない掌編私小説に感想を残して頂き、ありがとうございます。
人は本当に、大きなモノに目を奪われます。小さなものは、見逃しがちです。目の前に困っている人が居るっていうのにねぇ? おかしな話です。

それに、例のテレビを見て感じた事なんて、すぐに忘れてしまうんですよね。
確かに、その瞬間は、いたたまれない思いを抱くのかも知れません。募金なり寄付なりするのかもしれません。世界一優しい人間になった気持ちになるのかもしれません。
しかしそんなの、ただの幻想。すぐに忘れて自分の現実に苛立ち、また他人を攻撃するのです。無意識に。
本当の意味で人の意識を変えるような事、テレビでは無理なんだろうなと、思っております。

長々と語ってしまいましたが、読んでくださり、そして感想を書いて下さり、ありがとうございました。

2件のコメント

  • ナガス様

    とりあえず短編をいくつか拝読しました。おそらくナガス様の感性とか価値観みたいなものが読み取れると思いましたので……。
    読了して思ったことは、私には書けないということです。
    私の小説は自慰みたいなもので、とにかく書きたいものを書く、自分が書いてて楽しいのであればそれで良し、なのです。
    憤慨するシーンでは怒り、悲しい場面では年甲斐もなく、鼻水をたらし(汚い、失礼)、泣きながら書いています。そこに読者への配慮など微塵もありません。それでは駄目なことはわかっていますし、周囲から読者に感情移入させなければいけないのに、自分が感情移入してどうするのだ、とよく注意されるのですが、いっこうに直りません。
    それに対して、ナガス様の文章は人間の心理に迫ろうという意欲を感じます。浅学で薄っぺらな人生経験、そしてそれを補填すべき想像力も
    ない私には書けない世界です。これが純文学か、と嘆息します。
    これまで拝読したなかでは、『僕っ娘と僕』がお気に入りです。この作品の感性というかと世界観というか変態性は好きですね。
    引き続き、長編作品を拝読させていただきます。

    久遠
  • 読んで頂き、ありがとうございます!
    私の稚作なんて、そんな大層なものでは無いと思いますけども……恐れいります。

    私だって、書きたいものを書いていますよ。そこにエンターテイメント性は考慮しておりません。久遠さんのように、感情のままに執筆する事だって多々有ります。
    久遠さんの作品を少しだけですが読ませて頂いて感じたものは「ちゃんと書いている」という印象です。多少の説明臭さを感じはしましたが、それは小説である以上、説明しなければならない事があるので、致し方なしといった所です。そこは評価を下げるものではありません。

    浅学は恐らく私のほうが浅学ですよ。バイトのし過ぎで大学中退です。
    人生経験のほうは、どうなのでしょう。確かに私のほうが恐らく長く生きているでしょうし、平坦に生きていくのが困難な時代のせいか、色々と経験はしているので、その通りなのかも知れませんが……それはこれから増やしていく事が可能ではありませんか。
    それに、小説のみならず、ドラマや映画、アニメや漫画という、他人の人生を疑似体験出来る多種多様な媒体で溢れているではありませんか。その中で湧くインスピレーションだってあります。感性を尖らせて向き合う事が出来れば、久遠さんは、他人の人生を体験した事と変わりませんから。

    「僕っ娘」面白いですよねぇ? あの作品が醸し出す怪しい雰囲気、私は大変好きなのです。なので、全然評価されなくて、ショボーンなんです。
    自分の中の評価があまりにも高すぎて、女の子側のお話を連載してしまうほどに、気に入っています。それが「メーデー」なので、よければどうぞ。

    それと、私の作品は「純文学」なんて、偉そうな枠には入る事が出来ないと思っております。他サイトのお友達に「人の心を描いた現代文学」と評価され、それがとてもシックリきております。

    最後に。
    読みに来てくださり、そしてこんなに素敵な感想を残して頂き、とても嬉しく感じております。私も久遠さんの作品、全てに目を通させて頂きます。読む約束をしてまだ読めてない作品が多々あります故、少し遅くなりますが……。
    また来て下さいねヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。
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