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カクヨムコン6、参加しています

とうとう来てしまったかーという気持ちです。
幻想事件簿、サブタイトルをバッサリとカットして参加いたしました。
宣言通り、キャラクター文芸部門での参加になります。

web向きの作品とは言えませんが、世界観からキャラクター、テーマすべてに、たくさんある私の「好き」を詰め込んだ作品となります。
今まで読んでくださった方も、これから読んでくださる方も、一人でも多くの方が楽しんでいただけましたら幸いです。

今月は毎日更新していきますので、駆け足となりますが第一部完結までお付き合いいただけましたら、とても嬉しいです。


***


せっかくなので作品について語ろうかと。

幻想事件簿は元々、友人との会話の中で原形が作られました。
最初は江琉と彰が双子だったり主役だったりから始まり、稔の原型となる子の設定が生まれたりと、私と友人の「好き」を全て寸胴に入れてアクを取らずに煮込み続けたような設定でした。

そんな乱雑な設定が公募用として、14万字程度の中編になり完成したのが、昨年の今頃の話です。

そして春ぐらいに長編の設定に大幅改変し、生まれたのが今の幻想事件簿です。

公募用では主人公の兄の話は一切なく、座敷童も最初から稔に憑いていたという駆け足な展開をしていました。
稔の寺生まれの設定もありませんでした。冒頭で死にかけて視えるようになってしまった不憫な警官です。あと今よりもっと悪に対しての拒絶が過激でした。

今読み返すと、同じ幻想種を使っていても話の内容がかなり違っていたりと、当時の自分の焦りが見えました。あの頃よりは成長しているといいなと思いつつ、今書いています。
一年、早いなぁ……。

今後は妖怪だったり童話系だったり、TRPG勢大好きなあの神話だったり、ちょっとマイナーなモンスターなど様々な幻想種を出していく予定です。

まだまだ拙いところがたくさんある作品ではございますが、
各々の正義の答えと信念、稔と亮の兄弟喧嘩(?)の結末、幻想課もとい五課のメンバーたちの行く末など、見届けていただけましたら幸いです。

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