ちょこっと裏話「すべてを奪われた少女は隣国にて返り咲く」

いつもお読みいただきありがとうございます!
連載中の「すべてを奪われた少女は隣国にて返り咲く」がもうじき完結いたしますが、せっかくなので物語の伏線について少しだけお話させてください。

※ネタバレになると思うので、本編を読んでいない方は読んでからにしてくださいね(*^^*)


このお話は、はじめの方から最後まで引っ張る伏線をいくつか入れ込んでいるのですが(最終的に事件がどうつながるのかも含めて)、たぶん読者の皆様が気がつかないだろうと思いながら入れた伏線が一つあります。
(逆にこれに気づいた方、すごいと思います。マジで)

この物語にはいくつか植物の名前が出てきますが、作中のここぞという場面で登場させている「すずらん」。
実はこれ、こっそり入れ込んだ伏線なんです。
とはいえ伏線と堂々と語れるほど大きな意味があるわけではないんですが……ラストがどういうふうに展開されるのかを予測するために入れた植物です。

「すずらん」の花言葉には「幸福の再来」というものがありまして、こちらをサーラの今後に照らし合わせて入れています。
「失ったものを取り戻して再び幸せになる」という意味で、サーラの過去から現在に至るまでの流れとともに、ウォレスとの関係性も暗示させてみました。
むしろ「わたし気づいていたよ~!」という方はぜひ教えて下さい!

それでは完結まであともう少し、どうぞよろしくお願いいたします(*^^*)



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