• 異世界ファンタジー

「煤まみれの騎士」の擬音について

あとがきに書くとそれへのレスポンスでコメント欄が埋まってしまうから(有難いですけどね)、作品の在り方に関するアレコレはここに書きます。

「煤まみれの騎士」の擬音表現にはどういう印象をお持ちでしょうか。
遠慮のないご意見をお聞かせください。

いや、やっぱりオブラートで包んだやつでお願いします。
大体どういう反応が多いか理解してるんで…。

小説においてあまり使われないような表現でも、ルールに捕われず自由に使い、表現に幅を持たせてこそのライトノベル、という思いのもと擬音を結構使ってます。
あと、当方「がらり、がしゃんと瓦が崩れ」みたいな古めの文芸っぽいオノマトペが好きで、平仮名の擬音を多用してます。
いやちっとも文芸っぽくなってねーよと言われれば、それはそうなんですが、とにかく意図するところはそこです。

でも物語への没入感のジャマになるようなら、それはやっぱり問題で。考えなきゃいけません。
やっぱりこう、上からすーっと読んできて、擬音のところで意識が止まって「ん?」てなっちゃったりしますか?

もちろん、こう言われたから直ぐこうする、って訳じゃなくて判断材料の一つにさせて頂きたいだけですが、そのへん意見があったら教えてもらえると嬉しいです。

ちなみに、そもそも擬音の挿入の仕方が下手で剣戟シーンがチープになっちゃってた76、77、81、82話は、そこはかとなく改稿済みです。
マシにはなってる筈…。

16件のコメント

  • 結局は入れ方ですよね!
    ヨシヒコさんの作品は違和感無いですよ!
    自信持ってやってください!
  • いつも楽しみにしてます!
    擬音で違和感を感じたことはないです
    こういう戦闘シーンなんだろうなあと脳内でちゃんと映像化されてます
  • 別に違和感なく受け入れてます。

    全ての人に合う表現方法は無いので、作者の思うままにしていただくのが最良かと思います。
  • 私は改稿前の独立した擬音表記が少し気になりました。
    すーっと読んでいて擬音部分で「ん?」となる、正に美浜さんの仰る感じです。
    しかし改稿後は表現がぐっと良くなったと思います。
    ただ、改稿後の様な表現に統一しろ、みたいな話ではなく、状況によっては前回の様な書き方でも効果的に魅せられる事もあると思うので、表現を固定化して狭める事なく使って欲しいです。

    ストーリー、テキストともに高水準で、楽しくストレス無く読んでいます。
  • 熱いシーンやシリアスシーンでの直截的な擬音は、やはり気になってしまいました。コミカルさが混じってそぐわない感じでしょうか。擬音の是非までは何とも言えませんが、もう少し重苦しさのようなものがあればちょうどいいのかなと思いました。
  • 私は平仮名擬音のある今の文章が好きですよ。美浜さんがおっしゃる通り古めかしい雰囲気が出るところがこの小説に合っていると思います。
    ただ76、77、81、82話に関しては「ちょっとこれは……」と感じましたね。多分なんですけど

    ────ばきん!

    みたいな改行と「--」を使って擬音を強調しているところがチープさの大きな原因なのではないでしょうか。それ以外の擬音は特に気になりませんでした。
  • 僕個人としては文章で魅せてこその物書きなので擬音には素直に賛成出来ない派ではあります。
    せっかく文章で表現出来るのだから安易な擬音で済ますよりは言葉で書いた方がいいと思ってるのです
  • 書籍化おめでとうございます!
    70話まで投稿されていた頃に作品を知り、
    作品に引き込まれるような感覚を覚えたのは
    この作品が初めてでした。
    これからも応援しています。
  • 改稿前の擬音だと、いわゆる「キンキンカンカン」と揶揄される軽さがあって、他の部分の文体と比較し違和感があり気にはなっていました。
    改稿後は地の文章とあっていて違和感なく読めました。

    カタカナ表記が悪いわけではなく、他と併せてでの使い方次第ではないでしょうか。
  • 全く違和感ないよ。だから内容、文体にマッチしてるんだと思います。読みづらさもないし。
  • 「王都会談2」のティセリウスのセリフ「自分達を棚に上げる愚かさだ。借り物の力で威を振るって来たのは我々の方だろう。」を以下に直すべきかと。

    「自分達を棚に上げる愚かさだ。女神の加護という借り物の力で威を揮(ふる)って来たのは我々の方だろう。」

    この場合の「ふるって」は「実力を発揮(はっき)する」の「揮」で「ふるって」になりますよ。
  • 更に「王都会談2」のティセリウスのセリフに付け加えるべきだと思う箇所に

    「それらに彼の軍略が関わっていることは明らかだ」の後に「女神の加護が無いというだけで誰も彼を評価しなかったが、この件で彼が非常に有能な人物であった事が判明したのだ。」と。

    それから「まともに剣を振ってきた者なら分かることだ」の後にも「いや、なまじ女神の加護がある我々の多くはその上に胡坐(あぐら)をかいてあまり研鑽(けんさん)を積んでいまい。むしろないがしろというか疎かにしがちだろうな。彼に比べれば我々の中で彼程に純粋に剣技に磨きを掛けた者など居ないのではないか?」とも。
  • 「王国の命数を縮めるだけの愚者に過ぎんよ。」の後に「彼を過小評価した結果が己の死に繋がらなければいいがな。」とも。
  • 何も浮かばないので違和感ないかと思います。
  • @BRAVES
    自分の文章を押し付けるのはちょっとないと思うな。
  • 皆さん、ご意見ありがとうございます!
    参考にさせて頂きます!
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