• エッセイ・ノンフィクション
  • 現代ファンタジー

気まぐれシェフの140字パスタ覚書 41~50 静かな夜だった

テーマ「静かな夜だった」

・夏を閉じる雪
霊感探偵になる夢を見たことがある。けれども幽霊が依頼した場合、報酬はどうなるのだろう。遺族からなんとか分捕ってそうですね。

・暗い夜道の甘い罠
こんなに殺気立っていて、本当に吸血鬼さん出てきてくれるんでしょうか。案外すぐそばから笑ってみているのかもしれない。

・溶かされて愛
最初は彼女が目を覚ましたら温かく迎え入れるエンドだったけれど変えてしまった。でもまあこっちの方が好み。

・君を待つ、君が来る
タイトルの「君」は「彼」のことでもいいし、「私」が空き教室に来るのを待っている「彼」のことでもいい。

・夜を行く群れ
小学生の頃、公衆電話を使う機会のため名札に20円とテレホンカードを入れてました。今どきの子はテレカを知っているだろうか。

・赤いナイフと君の声
以前やっていた140字小説100篇マラソンのとき書いていたものをちょこっと変えてだしました。「静かな夜だった」というフレーズは他でもやっていましたがシリーズとして書くきっかけになったのはここから。

・殺意の目撃者
それを思い出して彼はなにをするのか、父親はどう動くのか。140字では書ききらないけれど、そこから自由に想像できるのはおもしろい。読者に負担を押し付けていくスタイルで申し訳ない。

・そして日は昇る
夜明けはいいものです。真っ暗な町が、そっと目を開くようなそんな時間。

・許しはしないわ、悪い人
どんなに悪いことをしても、本人が気づいてなきゃ何にも意味ない仕方がない。言っても無駄なのはむなしい。

・夜を交えて熱視線
美少女の戯れに翻弄されるさまを見るのはとても楽しい。


皆様もうご存じかと思いますが私は百合を書くのが好きです。まあ「貴女」と書かずに「貴方」表記を使うことで性別を曖昧にしたりしますけど。BLも多少心得がありますが自分で書くと勝手に百合(と私が思っているもの)が出力されます。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する