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特別編「紅の追憶」完結のお知らせ&御礼

どうも、佐々原です!
『戎甲のストラティオテス』特別編「紅の追憶」完結しました!
今回のお話は言ってみれば第一章でオルフェウスがああいう行動に出た説明編です。
「哲学的ゾンビ」や「中国語の部屋」という概念をご存知の方もいらっしゃると思いますが、
マリウス存命時のオルフェウスはまさにそれでして、行動パターンによって人間らしい反応をしているように見せかけていたのですね。
彼を失ったことで本当の「心」が芽生えた……と思っていただければ、書き手としては意図が伝わったかなという感じです。
涙を流すという戦闘ロボットには不必要な機能を欲したのは、彼女が人間としての第一歩を踏み出した証なのです。

今回は戦役中の話ですが、戎狄の描写については意図的にぼかしています。
書き手としては「こういう形だ!」と文章で具体的に表現するのはどうにも気が進まないというか、
詳しい造形は皆さんのご想像にお任せするということで……。(汗)

最後になってしまいましたが、田所米子さん
拙作への評価と応援ありがとうございました!
大変嬉しく、また光栄に思います!この場を借りてお礼申し上げます!

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