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KACの短編執筆で改めて考えたこと…起承転結など

KACが終了し、約1週間経ちましたね。

KACで出される宿題から解放され、しばらくは何も書かずにのんびりしていましたが…
せっかくKACで身に付いた執筆癖が抜けないうちに何か書こうと思い、
連載中のファンタジー長編『アイラと神のコンパス』第42話を執筆し、本日公開しました。

上記の執筆中も、初のKACを経ていろいろ意識が変わったことを感じられ、参加してよかったなとしみじみ思いました。

執筆を長くお休みし、小説のPVも過疎っていて、私にとってしばらく小説置き場としてしか機能していなかったカクヨムですが、
KACに参加することで、作品を読む・読まれる機会が増え…他の方の作品を読んで刺激を受けること、何でもいいから書く、完結させることの大切さも再認識し、執筆にも意欲的になりました。

また、これまで短編を書いたことがなかったので、物語の作り方…「起承転結」について改めて考えるようになりました。
皆さんは物語を作る時、起承転結のどこから考え、どのように話を組み立てていますか?

長編作品ばかり書いていたものの完結できていなかった私は、これまで起承転結の概念をなんとなく頭に入れている程度で小説を執筆していたのですが…
短編作品となると考える場面が多く、特に「転」の部分は物語の流れが変わったり謎が解けたりする重要な場面で、短編だとそこをまずどうするか、というところから話を考えることが多く、
実際…KAC作品では10回目「真夜中」の短編以外はそのように物語を組み立てました(10回目は「転」が思いつかず、世界観だけでゴリ押した作品になってしまった…)
(KAC2022短編作品一覧↓)
https://kakuyomu.jp/users/honokanaeko/collections/16816927861737402514

一方の長編作品は、まずこういうシチュエーションで話をつくりたい、こういう世界観を見せたいということを第一に考え、出だしの「起」をどうするか考え…ぼんやりと起承転結を考えはするものの、なんとなく物語を進めてしまう…という流れが多いように感じました。

長編作品でも起承転結を意識し、メリハリのある面白い作品に仕上げたいものの、どうしても中だるみが出てしまいがちで難しい…精進せねばと思います。

本日新章を公開した『アイラと神のコンパス』は、次章から起承転結でいうと「転」の場面になるのかなと思います。謎が解けていく、重要な場面がやっと書ける…ということで、これからの執筆が楽しみです。
長編作品で手が出しにくいかと思いますが、読み返してみると案外サクサク読める作品になっていると思うので、お時間ある時に、冒頭だけでもふらっと読みに来ていただければ嬉しいです↓
『アイラと神のコンパス』
https://kakuyomu.jp/works/1177354054881172569

ではこのあたりで。
日々の執筆癖をこのまま継続し、今度は長期休載しないように頑張ります💦

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