• 現代ドラマ
  • SF

【共トワ】#3 こぼれ話

 みなさんメリークリスマス! 今日までどうにかプレゼントを隠し通した陽澄すずめです。
 子供たちの冬休み、始まっちゃったよ……(n回目のロクサス)

 さて、現在連載中の『共感応トワイライト』ですが、昨日更新分にて『#3 あめふり』が完結しました。
 『かごめかごめ』もそうでしたが、昔からよく聴く歌でも解釈次第で「本当は恐い話」みたいになってしまうもんですね。
 そもそも『あめふり』の3番以降の歌詞は知ってる人の方が少ないと思います。いただいたコメントで知ったのですが、『ももたろう』の歌はあまり有名でない後半部分から突然ももたろうの様子が豹変しており、飲んでた麦茶吹きました。
 知らないことは世の中たくさんある。

 舞台となった『石神神社』は、作中と同じ場所にある神社をモデルにしました。本当にいろんな神さまが祀ってあって、なかなか興味深い場所です。

 第3章は、ちょっと自戒を込めたテーマでした。
 芽衣ちゃん、霊感があるということ以前に、そもそも発達に少し偏りのある子のイメージで書きました。
 『普通』という呪い。
 誰しも自分の主観を通してしか物を見られないから気付きづらいけど、みんな違って当たり前のはずなんですよね。

 本当は、エッセイで我が子のことを書こうと思っていたんです。でも、やめました。言い訳ばかりになってしまいそうだったから。
 育児の自己満足は視野狭窄になりがちで危険です。こういうのは、今後も創作で昇華しようと思います。
 代わりに書いたのがアクアリウムの話でした。たくさんの方に楽しんでいただけて良かったです!

 次回更新分より、『#4 指切り』をお送りします。
 最終章です。服部少年の、7年前の事件に絡んだ話になります。舞台は再び旧中村遊廓エリアです。
 また引き続きお楽しみいただければ幸いです!


 写真は実母からもらった、すみっコぐらしのタオルハンカチ。とかげ推しです。


 それではみなさま、良いクリスマスを!

コメント

さんの設定によりコメントは表示されません