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小学生の読書感想文の書き方

 小学2年生の夏休みの宿題ドリルを2種、見る機会があり、両者に「読書感想文の書き方」が付いていた。

A社:一つずつ質問に答えさせ、最後に「これらのことを、順番を考えてまとめて、用紙に書きましょう」。
B社:感想文を3ブロックに分け、どのブロックにどのようなことを書くかを説明。

 両方を組み合わせて、前から順番に書いていけば、(出来の良し悪しはともかく)学校で指定された文字数はクリアできるんじゃないか。
 と思ったので、記憶を頼りにちょっとまとめてみる。元は小2向けなので、簡単な言葉で書いてあったはず。

(1) はじめに
・本の題名は?
・本の簡単なあらすじ
・その本を読んだきっかけ・選んだ理由(友達に面白いと薦められた、など)
・作者について

(2) 心に残った場面
・「わたしが一ばんこころにのこったのは……」
・自分も同じような経験があったら書く、そのときどう感じたか
・自分の身に置き換えて考えてみる

(3) まとめの感想
・今後や次にどう活かすか

 わたしが読んだのは、「○○」という本です。これは、A(主人公)が○○する話です。○○だった(理由)ので、読むことにしました。さくしゃは○○という人です。
 わたしが一ばんこころにのこったのは、Aが○○したところです。わたしも、○○したことがあります。そのとき、○○と思いました。わたしがAだったら、○○すると思います。
 もし、また○○することがあったら、○○しよう、と思いました。

 ……みたいな感じだろうか。

2件のコメント

  • 読書感想文は苦手でした。というより、学校で出される課題作文全般が苦手でした。文章を書くこと自体は昔から好きだったのですが。

    『夢見るエンジン』と『いけず』にも短歌をいただいていたことに気付きました。
    本当にありがとうございます!
    反射的にスクリーンショットを撮って、保管庫と名付けたフォルダに入れて、眺めてニマニマしています。特別な贈り物をいただけて、とても嬉しいです。
  • 氷月あや 様

     私も、昔から文章書くこと自体は好きなので、学校の作文や感想文の最低枚数をクリアすること自体は苦にならなかったです。出来栄えは別問題ですが(苦笑)。
     小学生の「読書感想文の書き方」を見て、案外マニュアルしっかりしてるな、と感心したというか。
     ある程度、カクヨムのレビューにも流用できるんじゃないかな、と思ったんですよね。あらすじ、読んだきっかけ、心に残った場面、自分の経験など、全てを毎回含む必要はないものの、レビューに書き易い要素のような気がします。


     ところで、遅くなりましたが『夢見るエンジン』の働くコン一次選考通過おめでとうございます。
     ひっそり増えていた短歌もご覧くださり、有難うございます。

     私の中では、『夢見るエンジン』と赤坂パトリシアさんの『お片づけの依頼はエルムバンクまで』が、どちらかを思い出すと必ずもう一方も連想するペアになっています。
     一見、現代が舞台のようで、実は背景に歴史(特に戦争)を持つ、という点が共通するのもありますが。
     両方とも、「勉強したいことを心ゆくまで勉強できる、というのは、とても幸せなことなんだ」と感じたのです。
     身分や階級、性別などで門前払いされることもなく。
     戦争で、勉強できるような日常そのものが破壊されることもなく。
     現代日本でも、経済的事情などで思うように勉強できない場合もありますが、少なくとも、私はとても恵まれていたんだ、と実感したのです。

     というようなことを、ずっと考えていて。
     『夢見るエンジン』のエンジンは、直接的には飛行機や船のエンジンのことですが。
     人が自分の人生を歩いていくための心の原動力でもあったのだ、ということに、先月末やっと気づきました。


     氷月さんの近況ノートの「サイエンス×古文書」の話題も、非常に面白かったです。実現するといいですね!
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