• 異世界ファンタジー
  • 現代ファンタジー

過去のエタの懺悔と報告のお話。

どうも。
弓チョコなる者です。

私、「小説投稿」を始める時に自分に課したルールがありまして。
このカクヨムのプロフィールにも書いてるんですけど、
①更新は定期(不定期ではない)
②基本的に完結したか区切りの付いた作品のみの投稿
この2点なんですよ。

初めに投稿を始めてから5年ほど経ちますが、今の所それは継続しています。現在連載中の作品とエッセイ以外は全て完結マーク付いてますよね。
エッセイは好きな時に好きに書いてリアルタイムで更新するつもりなので完結はしないと思います。これは例外ですね。

で。
私、「続編」も書いたことなくて。色んな作品同士に繋がりはありますが、例えば本編完結後のストーリーで同じ舞台、同じ時代、同じ設定の新作は無いんです。全てが完全新作。たとえ同じ「地球」舞台であっても、全く別のストーリーなんです。
なんでこんな話をするかというと、最近「そういう」作品を見まして。本編完結後に、主人公の子供とかが新たに主人公として新規ストーリーをやるだとか。別の主人公で、別の視点から同じ世界を描くとか。
つまり「前作ありき」の作品ですね。
私、これはしてなくて。
理由としては、そもそも私の作品の読者様が少ないので、「前作ありき」なんてやったらさらに読まれなくなると思っているから。
私の作品にある「他作品要素」は、チラッとレベルであり、他の作品を読んでいる必要性なんて全くありません。

しかし、常々思っていることですが、読者様から熱望があれば、続編を書く可能性はあるんです。

私の第一作に「遥かなるマインド・ウォー」があります。

あれの最終話、ちょっと微妙なんですよ。
サブリナが、赤ん坊の白愛に対して「次はあなたの時代ですよ」と語り掛けて、その場に居たひかりが意味深に聞いていて終了。

完全に、「続編」書く気満々の終わり方なんですよね。
この頃の私はまだweb小説のこと分かっていなかったので、「割りと読まれるだろう」などと思っていた訳です。

まさか最終話更新日にすらPV付かないなんて想像していなかったのです。
自分では、あのストーリーとキャラ、作品全体は滅茶苦茶面白いと思っていました。

これが現実。

「マインド・ウォーⅡ(仮)」の構想はあったんですけど、心折れて結局途中まで書いて消して、何度目かで辞めました。

今見ると滅茶苦茶読みにくい作品で、いつか書き直したいと思っていながら放置の状態。

完結にはチェックしつつも、視点を変えれば「エタった」とも言えるかもしれないのです。「実はエタってる」これが懺悔です。

そして、頭の中にはまだ彼女達が居て、ストーリー自体は構想としてあるものだから、「他の作品」に出るんです。

※以下ネタバレもあります。




「GLACIER(グレイシア)」のヒロインであるシアは、クローンでした。その元となったのが「池上白愛」。「遥かなるマインド・ウォー」最終話に出てきた赤ん坊です。

「帝国は滅ぼさせない。」に出てきたレオン。そしてソラ。ふたりとも「遥かなるマインド・ウォー」アビスの姫「星野彩」の子供達……の、隔世遺伝者です。

そして「ギドー」ですね。「帝国は滅ぼさせない。」の皇帝の苗字「グイード」はギドーが変化したもの。そして「GLACIER(グレイシア)」のナイスガイ、オルヴァリオ・ギドー。父親のグロリオ・ギドー。そしてカナタ・ギドー。
明らかに、「遥かなるマインド・ウォー」の義堂未来の子供達です(主人公ハルカは子を残していません)。

全て、「マインド・ウォーⅡ(仮)」にて本格的に活躍がある「構想」だったキャラ達なのです。彼らを捨てきれない私は、このように未来世界や異世界で、しれっと出しているという訳ですね。

「マインド・ウォーⅡ(仮)」にて何があったのかは、その他の作品で語られているんですよね。ソラや、サスリカによって。
アビスとテラ・ラウムによる大きな戦争。サブリナと八神命の介入。異世界の分裂。
それらは白愛とレオン、神藤黒音によって解決。この辺りは「銀色の魔女見習い」でもイヴとクロウによって語られました。

そしてこれらの「ストーリー」は、その作品でのメインストーリーにはさほど影響は無く、「何か壮大な話は聞いたけれど、それはそれとして目的を達成する」となるようにしています。だってその主人公や読者様からすればどうでも良い話ですからね。毎回、どうでも良いように描いています。

ただ、「そういうのを入れる」のが、私が商業に向いていない・読まれない理由のひとつなのではないかなとも思っています。結局は自己満足で無駄に文字数を増やしているだけとも言えますからね。

これから、私は公募やコンテストへの参加が増えます。その時には、「そういうの」を減らしていこうと思っています。
直近だと「光泥のイストリア」には、殆ど入れていません。アサギリの名前くらいですね。

なんだろうこの話。私は何が言いたかったんですかね。「書き殴った」とはこのことでしょう。深夜テンションでね。

最後に。
現在連載中の「エルフの姫」ですが、100話ずつまとまった投稿をしています。現在の「第二部(第8章まで)」が終わったらまた休載になります。そして、第一部の休載期間より延びることを報告しておきます。
何故なら、他のコンテスト用作品を優先的に書く為です。

元々、「エルフの姫」はとても長いストーリーで、いつ終わるか分かりません。けれど、待っている読者様が居る以上、連載の開始だけはさておきたかったのです。だから、まだ完結まで書いていないけれど、100話だけ初めに投稿しました。「読者様を待たせる」ということをしたくなかったのです。「待ってくださっている」なんて、人生初めてで滅茶苦茶嬉しかったですからね。

いつも「完結まで書いてから投稿」の私でも、明らかに長過ぎると分かっていたら、こういう対応もするということですね。それでも、「区切り」というルールは守りますが。
「ネフィリム・エスカトロジー」が全120話で、それでも途中で投稿はしませんでした。その私が、この対応。
「エルフの姫」は、多分とんでもなく長くなります。「銀色の魔女見習い」に代わる、新たなライフワークと化しています。これは公募用でもないのでマジで好き勝手書きます。「他作品要素」も入れます。結局それが楽しいんですよね。

どうかお付き合いくださると幸いです。

結構長文書いたな……。

それでは、また。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する