某所で「ラノベ作家は夢がない」みたいな話が出ているようです
見る限り、冗談あるいは自虐てきなニュアンスが強く、個人的に発言自体にマジツッコミをするつもりはあまりないのですが、ちょっと思うところを書いてみたり
話の主旨的には「大成功してその収入でウハウハ」を夢の果てとした上で「払った労力に対しての見返りがあまり多いとは言えない」ということを言っているようなのですが……
でも、その辺りの夢が語られるような職業って、どれも成功するまでの過程においては大なり小なり同じだと思うんですよね。事業を成功させるしろ、芸能界でスターになるにしろ、スポーツ選手として大成するにしろ、漫画で大ヒットを飛ばすにしろ
強いて上げれば「短期的投資で成功させる」や「宝くじを当てる」あたりは労力は少ないですが、投資はわりかし生命に関わるリスクを背負う可能性が低くなく、宝くじは確率があまりにも低い感じで何かは引き換えにしてるのだろうと
ていうか、そもそも「払った労力に見合った高リターンがほぼ確実にある」段階で、それは夢ではなくなり、単なる普通のビジネスになるんだろうとw(医師が多分それに一番近い)
実際の所、ラノベ業界でも成功した方は漫画の成功者などに劣らない印税生活を送ってるモノと思われ、そういう意味で言えば、この話をした人はまだ夢が叶っていない、「大成功してその収入でウハウハ」という夢にいたる途中の段階なんだろうとも思えるわけで
それが、今そういう話をしているというのは「ああ、なんかちょっと疲れてるのかな……」とちょっと心配になったりならなかったり