きょうじゅ

はい例によってたいへんお待たせいたしました、偽教授少女杯結果発表のおじかんです。

さっそく参りましょう、今回のグランプリはこちら！

少女と夏／惟風 様
https://kakuyomu.jp/works/16816700426284762634

募集下限ぎりぎりの500文字で綴られた、夏の一瞬を切り取った掌編なのですが、それゆえにこそ主題の魅力を鋭く捉えている快作あると判断しました。というわけでグランプリです。おめでとうございます。どんどんぱふーぱふ

では全作品講評に移ります。

向日葵に顔をうずめて／292ki　様
https://kakuyomu.jp/works/16816700426326031780

お彼岸な感じのファンタジー掌編。美しくも哀しい作品でした。

ゆりちゃんは多分すごいバカ／尾八原ジュージ 様
https://kakuyomu.jp/works/16816452221354362316

やたら勢いのある女の子のお話。主人公の内面の掘り下げの巧みさが、流石ジュージさんの掌短編経験値の高さを感じさせます。

鯨よりも深く／押田桧凪 様
https://kakuyomu.jp/works/16816452220838718916

ざっくりと超能力が出てきて、そして意外なところに着地し、さらにもう一展開する感じの物語。意外なところに伏線が落ちているのがうまいと感じました。

今まさに滅びんとするこの世界／間川 レイ 様
https://kakuyomu.jp/works/16816452221490345727

いわゆるあれ、本物川界隈でいうところのペガサスですね。それはいいんですが作品としては、この筋書きならもうちょっと文字数を使って世界観などを掘り下げた方がいいかな、という感じがしました。

魔女と世界の隠し事／さこゼロ 様
https://kakuyomu.jp/works/16816452221360244623

割と壮大な話を密度の高い文字数で収めたファンタジーでした。こちらは逆に、もっと文字数と章数を詰めちゃった方が逆に面白いかもしれないと感じました。

以上になります。これにて偽教授少女杯は終了となります。

今やっている偽教授死計杯↓もよろしく。
https://kakuyomu.jp/user_events/16816700426335354147